器:杉江保枝

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DATE:
2005.03.18

『アボカドと海老のサラダ』

●新鮮なむき海老を酒蒸しにして、アボカド、ゆで卵と一緒にサラダにしました。サラダと名付けましたが、どちらかと言えばオードブルの趣でしょうか。ソースはマヨネーズにマスカルポーネチーズをたっぷり入れて、クリーミーでボリュームのある一品に仕上げています。とろっとしたアボカドの舌触りと、海老のプリプリ感が何とも絶妙です。お酒のつまみとしてはもちろんですが、パンに載せても美味しくいただけます。皿に残ったソースまで、しっかりさらいたくなる美味しさです。パーティー料理としても豪華ですが、普段の食卓でも大活躍するメニュー。アボカドの緑と海老のピンク、そしてソースの白が春の装いを思わせます。ぜひお試しください。
用意するもの(概略)
  • アボカド1個
  • むき海老120g
  • 玉子1個
  • 白ワイン大さじ2
  • マヨネーズ大さじ1
  • マスカルポーネチーズ大さじ1
  • 塩・胡椒
  • レモン汁少々

一口メモ

●アボカドを選ぶときは色を目安にしますが、さわってみて所々に柔らかい部分があるようなら避けた方が無難です。全体がやや柔らかく、色も黒と緑の中間ぐらいのものが良いようです。タテに包丁目を入れてねじれば簡単に割れます。熟し加減がちょうど良いものは種も手で取れますし、皮もさっとむけます。また卵は半熟よりやや固めに茹でてください。加熱時間は10分程度。マヨネーズであえるだけでも十分美味しいサラダになりますが、マスカルポーネチーズを加えたところが今回のポイント。マスカルポーネチーズが手元にないときは、サワークリームや生クリームでも代用できます。クリーム系がちょっと入るだけで味がぐんと引き立ちますので、ぜひお試しください。

作り方
  1. 海老はざっと水洗いをし、皿に広げて軽く塩・胡椒をした後、白ワイン大さじ2を振りかけ、ラップをして電子レンジで2〜3分加熱。そのままさめるまで放置する。
  2. 玉子は半熟よりやや固めに茹で、からを剥いて適当な大きさにざく切りにする。
  3. アボカドは二つに割って種と皮を取り除き、1.5センチ角程度の賽の目に切る。
  4. 小振りのボールにマヨネーズ大さじ1とマスカルポーネチーズ大さじ1、レモン汁少々を入れてよく混ぜる。味を見て足りないようなら塩、胡椒で調節する。
  5. ボールにアボカド、海老、ゆで卵を入れ、4のソースを加えて良く和える。最後にもう一度味を見て、塩、胡椒で整えて出来上がり。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●以前、「柿と生ハムのサラダ」の項でも触れましたが、さん生家ではマヨネーズも自分で作ります。フードプロセッサに玉子1個を割り入れ、酢大さじ1、塩小さじ1,砂糖小さじ1.5、ときがらし小さじ1を加えて一度混ぜ合わせます。味を見て足りないようなら調味料を加え、サラダオイル1カップを少しずつ加えながら混ぜてゆきます。味付けを控えめにしておくと、調理の際にとても便利。市販のものよりやや柔らかめに仕上がりますが、これも調味料としてとても使いやすく重宝です。玉子を使用していますので、なるべく早く使い切ることが肝要ですが、経験から言うと結構日持ちはします。もっとも一度に作る量がそれほど多くはありませんからあまり心配はいらないでしょう。自家製のマヨネーズで作るポテトサラダはひと味違います。全体にクリーミーでまろやかな味わい。今回のサラダも同様です。市販のマヨネーズにありがちな、酢のとがった感じが軽減されて、マスカルポーネチーズと混ざることにより、よりクリーミーに仕上がります。ちょっと面倒ですが、手作りマヨネーズもお試しください。

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