用意するもの(概略)
トマトソース
- トマト水煮1缶
- 玉ネギ1/2個
- ニンニク1かけ
- 赤ワイン30cc
- 水40cc
- 塩・胡椒
- ベイリーフ1枚
- オリーブオイル適宜
- レモン汁少々
パスタ
- ペンネ100g
- バジルの葉数枚
- ニンニク1かけ
- 鷹の爪、輪切りのもの適宜
- トマトソース大さじ3〜4
- 顆粒スープ小さじ2
- パスタのゆで汁少々
- オリーブオイル
- パルメザンチーズ適宜
- 塩・胡椒
- トマトケチャップ大さじ1
一口メモ
●味の決め手は何と言ってもトマトソースです。缶詰になって市販されてもいるようですが、やはり自分で作ったものの方が安心。不思議なもので、和風の市販品は味が足りないことが多いのに、洋風の市販品はたいてい味が濃すぎる気がします。さまざまな料理に応用するためにも、ソースそのものはやや薄味に仕上げておいた方が無難です。最後にレモン汁を加えるのは、缶の臭みをとるためですが、またこれによって味がさわやかになるようです。冷蔵庫で3〜4日は持ちます。パスタはもちろん、ちょっとした炒め物やハンバーグのソースなどに入れてもいいでしょう。色々と応用してみてください。
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作り方
- 玉ネギとニンニクはみじん切り。
- 鍋にオリーブオイルを引いて1を炒める。玉ネギが透き通ってきたら、トマトの水煮1缶を入れ、さらに炒める。トマトの水煮は、カットしてあるものならそのまま、ホールの場合はまな板で細かく切るか、手で小さくほぐしながら入れる。
- 赤ワイン60ccと水40cc、ベイリーフ1枚を加え、10分ほど煮込む。最後にレモン汁少々を加え、塩、胡椒で軽く味付けしてトマトソースの出来上がり。 ※トマトソースは全量は使わない。保存容器に保存して冷蔵庫に入れておけば数日は日持ちする。他のパスタ料理などいろいろと応用がきくので、普段から作っておくと便利。
- たっぷりのお湯でペンネを茹でる。
- バジルは飾り用の葉をのぞいて荒く刻み、ニンニクは薄くスライスする。
- ペンネの茹で上がり時間を見計らってフライパンを熱し、オリーブオイルをやや多めに入れてニンニクを焦がさないように炒める。
- 6に茹で上がったペンネを加え、ゆで汁少々で乾燥を防ぎながらさらに炒める。
- 7に、先に作ったトマトソースを大さじ3〜4杯程度加え、全体をよく混ぜながら炒め、顆粒スープの素小さじ2、トマトケチャップ大さじ1、塩、胡椒で味付けし、鷹の爪を加えた後、最後に刻んだバジルをざっと混ぜ合わせて出来上がり。皿に盛りつけ、バジルを飾り、パルメザンチーズを添えてテーブルに供する。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
一口メモPart2
●バジルは乾燥したものでも結構ですが、この季節は特に、生の葉を使いたいものです。ただ、市販品は足が早く、すぐに黒ずんでしまいます。新鮮なものでも、包丁を入れてから時間がたつとすぐに黒くなりますので、調理の直前に切るようにしましょう。火もあまり通さない方が美味しいので、最後にさっと和える程度で。
●ペンネの分量を100gとしましたが、これで1〜2人前。これだけでお腹をふくらそうと思うなら、ちょっと足りない分量かもしれません。量はその時々に応じて調節を。また、味付けはシンプルに、塩と胡椒を使うだけでも十分ですが、ややコクを出すために顆粒スープの素とトマトケチャップを使っています。本格パスタならケチャップは邪道という方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでも家庭料理ですから、美味しく食べるためにはこんな工夫も必要ではないでしょうか。トマトの酸味を利かせた味がお好きな方は、ケチャップの分量を減らしてみてください。さらに辛みが苦手な方は鷹の爪を入れないか、量を減らし、辛みが大好きな方は鷹の爪をたっぷり入れて作ってください。暑い日には辛みもまたうまいものです。ピリッとした味とバジルの香りで夏の味覚を大いに楽しみましょう。
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