用意するもの(概略)
- 鰻の長焼き(蒲焼き)1/2枚
- きゅうり1本
- 塩少々
- 米酢60cc
- だし汁60cc
- 塩小さじ1(合わせ酢用)
一口メモ
●夏場、一度食べると結構病みつきになる料理です。甘味と酸味と塩味の組み合わせが何とも言えず五感をくすぐり、そこにさらにだしの旨味が入るわけですから、美味しくないわけがありません。酢の物というと冷たいイメージがあるので、温かい鰻を使うのは不思議なような気がしますが、一度温めることで鰻が柔らかくなり、また、余分な油やたれが落ちて程良い味になりますので、この手順は必須です。鰻はどんなものでもOK。酢の物にするので、多少油がきついものでも大丈夫です。
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作り方
- きゅうりは全体に塩をまぶして板ずりしへたを取り、縦半分に割ったのち、半月の薄切りにする。
- 1のきゅうりを再び塩少々で軽くもみ、水にさらす。さらす水にも塩小さじ1/2程度を加えてよくかき混ぜ、きゅうりがしんなりするまでさらしておく。
- 合わせ酢を作る。材料(酢60cc、だし汁60cc、塩小さじ1)を全てボールに入れて、塩がとけるまでよく混ぜる。
- 鰻は電子レンジで1〜1分半ほど温め、食べやすい大きさに切り分けて器に盛りつける。
- 2のきゅうりは良く絞って水気を切り、4の鰻の傍らにこんもりと形良く盛りつける。
- 器の縁から3の合わせ酢を静かに注ぎ込み、出来上がり。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
一口メモPart2
●きゅうりを塩もみし、さらに塩水につけたらしょっぱくなるのでは? と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。薄切りにしたきゅうりをしんなりさせるためにはこの塩が以外と重要。水気を絞ってみれば一目瞭然、いかにも料理屋さん風のきゅうりになっているはずです。きゅうりは一見脇役のようですが、この料理にはなくてはならない第二の主役。下ごしらえはおろそかにせずに、作ってみてください。きゅうりと鰻と合わせ酢のマッチング、見事ですよ。
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