器:杉江保枝

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DATE:
2005.09.23

『ごぼうのサラダ』

●今やコンビニのお総菜でも定番になっているごぼうのサラダ。たいていの場合、ごぼうを茹でてマヨネーズで和えただけのものが多いようですが、さん生家のごぼうサラダはひと味もふた味も違います。千切りにしたごぼう、人参、そして糸こんにゃくを薄味のダシで炊きあげ、すりごまのたっぷり入ったマヨネーズで調味してありますから、旨味が二重、三重に口の中で広がります。こんなに美味しいごぼうのサラダは食べたことがない、とおっしゃってくださるお客様も多数。ここまで手をかけ、美味しく仕上げたごぼうサラダは、もはやサラダというよりは和え物ですし、立派な一品料理と言えるでしょう。面倒と言えばごぼうを千切りにするところからすでに面倒な料理ですが、一度食べると病みつきになる味です。食材も身体によいものばかりですので、ぜひ一度お試しください。

用意するもの(概略)
  • ごぼう1本
  • 人参1/2本
  • 突きこんにゃくまたは糸こんにゃく1袋(約200g)
  • だし汁300cc
  • 酒20cc
  • みりん20cc
  • 塩小さじ2
  • 醤油小さじ1
  • ごま大さじ2
  • マヨネーズ大さじ5
  • 七味唐辛子適宜

一口メモ

●サラダの材料をダシで煮込むのは面倒なように思われますが、このひと手間で味がまったく違ってしまいます。ただ茹でただけでは、せっかくのごぼうの味も何だかぼんやりしていますが、きちんと味付けすることで香りや歯触りも引き立ちます。材料はごぼうだけでも構いませんが、人参とこんにゃくを加えることでよりヘルシーな料理に仕上げました。こんにゃくは長いようならごぼうと同じ長さに切りそろえて。初めから5センチ程度の長さになっている商品もありますので、そうしたものを使うと便利です。

作り方
  1. ごぼうは泥を落として5センチ程度の長さの千切りにし、酢水であくを抜いておく。あく抜きをしたあとは水でよく洗っておく。人参も皮を剥いて千切りにしておく。
  2. 突きこんにゃくまたは糸こんにゃくは、5センチ程度の長さに切ってからお湯で3分ほど湯がいてあくを抜く。
  3. 鍋に1と2を入れ、ダシ300ccを加えて強火にかける。沸騰してきたら酒、みりんを加え、皿に沸騰してきたら塩、醤油で味を付ける。
  4. 火をやや落として材料を煮込む。材料全体に火が通り、だし汁が1/3程度になったら火からおろし、そのままあら熱を取る。あら熱が取れたら、キッチンペーパーを敷いたバットに汁以外の中身をあけて冷ます。
  5. ごま大さじ2はよく煎りつけ、すり鉢で脂が出るまでよくする。すりあがったごまにマヨネーズと七味唐辛子を加え、4で冷ました材料を入れてよく和える。
  6. 器に盛りつけ、ごま少々を振りかけて出来上がり。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●食材に下味が付いていますので、マヨネーズは控えめに使いましょう。マヨネーズの塩味が気になるようなら、ごまの分量を多くするとよいでしょう。ごまのコクと香りがまたこのサラダの味の決め手の一つになっています。七味唐辛子はお好みで加減してください。まったく使わなくても美味しく仕上がりますが、ちょっとピリッと来るのも悪くありません。辛みがお好きな方はたっぷり加えて楽しんでください。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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