用意するもの(概略)
- こんにゃく
- ごま油
- だし汁
- 酒
- みりん
- 醤油
- 鷹の爪
●こんにゃくのみじん切りは面倒なもの。まずは薄くスライスし、千切りにするようなつもりで包丁を入れ、さらに細かく切っていきます。あまり神経質にならずに適当に切ってしまって構いません。今回、分量は示していませんが、さん生家では一度に5〜6枚は作ります。切ってからアクを抜きますが、このとき、油炒めもできる鍋を使い、お湯ごとこんにゃくをザルにあけたら、そのまままた火に掛けて油を敷く、と言う手順を取ると仕事が速く済みます。
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作り方
- こんにゃくは粗みじんに切り、沸騰したお湯で湯がいてアクを抜き、ザルに取る。
- 熱した鍋にごま油を引き、1のこんにゃくを軽く炒める。
- こんにゃく全体に火が通ったら、だし汁少々、酒、みりん、醤油で味を調え、水分がなくなるまで煮る。ときどき木べらでかき回しながら、味が均一に染みるようにする。
- 火から下ろす間際に鷹の爪少々を加えてさらにひと混ぜし、出来上がり。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
一口メモPart2
●だし汁を使うのがさん生家流。実際の小さん師匠宅のこんにゃくは、醤油やみりんだけで味付けしたシンプルなものだったようです。だし汁を使うとかなり上品に仕上がりますが、上品すぎると言われることもあります。調味料の分量はお好みでどうぞ。辛いのが苦手な方は鷹の爪を入れなくてもいいでしょう。特に何という料理でもないのですが、安上がりで、便利な点が好まれていたようです。柳家伝統の味を、どうぞお楽しみください。
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