器:杉江保枝

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DATE:
2006.01.27

『青梗菜とハムのクリーム煮』

●クリーム煮といっても、片栗粉でとろみを漬ける中華風のクリーム煮です。洋風のものと違って小麦粉やバターは使っておりませんのでとてもヘルシーです。牛乳でカルシウム、ハムで動物性タンパク質、さらに青梗菜で青味野菜もとれますので、栄養的にもバランスの取れた一品です。しかもさほど手間や時間がかからず出来上がり、見た目はなかなか豪華ですから、忙しいときにはとても重宝。さん生家では、弟子の晩ご飯にしばしば登場。さん生自身は飲み過ぎて胃が疲れているときなど、朝のスープ代わりによく食べます。寒い冬には体も温まりますので、ぜひお試しください。

用意するもの(概略)
  • 青梗菜1株
  • ロースハム100g
  • ニンニク1片
  • 牛乳1カップ
  • 水1カップ
  • 鶏ガラスープ(顆粒)小さじ2
  • ごま油少々
  • 塩・胡椒適宜
  • 水溶き片栗粉適宜

●ごく簡単なお手軽料理ですが、味は抜群です。といっても決め手になるのは鶏ガラスープ。これは市販のものを使っていますので、まず失敗することはありません。ロースハムにも塩気がありますので、塩・胡椒の分量は気をつけて。胡椒をぴりりと利かせると味が引き締まります。胡椒の味を引き立てたいときは、一番最後に加えると良いでしょう。

作り方
  1. ニンニクはスライス、ロースハムは食べやすい大きさに切っておく。
  2. 青梗菜は根の部分に軽包丁目を入れて手で二つに割り、中の泥などが残らないよう水洗いし、芯を取って食べやすい大きさに切る。
  3. フパンまたは炒め鍋を火にかけ、ごま油少々を引いてニンニクを炒める。ニンニクに火が通ったらハムを軽く炒め、水と牛乳、顆粒の鶏ガラスープを加えて煮立たせる。
  4. 3が煮立ってきたら青梗菜を加える。まず軸を加え、火が通ったら葉の部分を加える。
  5. 塩・胡椒で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつけて出来上がり。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●ハムの変わりに鶏肉などを使っても美味しく仕上がります。また青梗菜以外の青菜で代用しても構いません。ほうれん草や小松菜など、その日冷蔵庫にある野菜で楽しめます。とにかく簡単な料理ですので、手軽に気軽に楽しんでください。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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