器:杉江保枝

FILE75

DATE:
2006.02.10

『簡単トマトスープ』

●今回のおもてなし料理はさん生からのリクエスト。最近のさん生は、具だくさんのスープで朝食を摂ることが多くなっています。基本的にはクリーム系が好みのようですが、昨日は突然ミネストローネが食べたいと言い出しました。朝のことなので材料もなく、家にあるものだけでとにかくトマト味に仕上げたこのスープ。いや〜びっくり。美味しいんです。玉ネギの甘さにケチャップの酸味が程良く味覚を刺激し、胃にも優しい感じ。炭水化物を食べないと代謝が落ちるというので、マカロニを入れて仕上げました。ものの10分か15分ほどで出来上がる簡単スープ。ぜひお試しを。

用意するもの(2〜3人前・概略)
  • 玉ネギ1個
  • ニンニク1片
  • じゃがいも1個
  • オリーブオイル少々
  • マカロニ50g
  • 水2.5カップ
  • 顆粒スープのもと小さじ2
  • トマトケチャップ大さじ3
  • 塩・胡椒適宜
  • パセリのみじん切り適宜

●玉ネギを炒めるときに塩少々を加えるのが焦がさないコツです。塩を加えることにより、玉ネギから水分が出て、焦げにくくなるのです。玉ネギがしんなりしたらじゃがいもを入れ、火を通して起きます。じゃがいもを賽の目に切るのも、先に炒めるのも、時間を短縮する技の一つ。ケチャップは最後に入れて、酸味を生かしましょう。

作り方
  1. マカロニはたっぷりの湯で茹でてザルに取る。
  2. 玉ネギは櫛形にスライスし、ニンニクは粗みじんに、じゃがいもは1センチ角ほどの賽の目に切っておく。
  3. 鍋を火にかけ、オリーブオイルを引き、ニンニク、玉ネギの順で中火で炒める。玉ネギは焦がさないように注意する。
  4. 玉ネギがしんなりしてきたらじゃがいもを加えさらに炒める。
  5. 玉ネギがやや飴色に変色してきたら水とスープのもとを加え、強火に。
  6. 沸騰してきたらケチャップを加え、塩・胡椒で味を調える。
  7. 最後にマカロニを加えてよく混ぜ合わせ、器に盛りつけ、パセリのみじん切りを散らす。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●レシピの便宜上、マカロニは最初に茹でてザルに取るとなっていますが、もちろんこの作業はスープ作りと平行して行ってください。スープの出来上がりと同時にマカロニが茹で上がるのが理想的。8分茹でのマカロニなら、全体で10分ほどの時間で全行程を終えることができます。とても手軽で簡単、しかも短時間で出来上がる料理です。もう一品足りないというときなどにどうぞ。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
さん生さんちの台所TOPへ  今週のおもてなし料理を見る  料理ファイル一覧を見る