器:杉江保枝

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DATE:
2006.02.25

『水菜とニンニクのクリームパスタ』

●手軽に作れるパスタは何もないときにはほんとうに助かるものです。このパスタも冷蔵庫のあまり物を利用して作ったもの。それがしかしうまい! 水菜のしゃきしゃき感と丁寧に炒めたニンニクの香ばしさがたまらない魅力です。具は野菜だけなのでヘルシーですが、ソースをクリームにしたことで全体にコクが感じられます。作り方はさほど難しくありません。パスタの茹で時間とニンニクの炒め方にやや注意。水菜には火が通りすぎないようにして、歯ごたえを残します。簡単ですが見た目は豪華でちょっとしたご馳走気分が味わえます。ぜひ一度お試しください。

用意するもの(1〜2人分概略)
  • 水菜60g
  • ニンニク1片
  • パスタ150g
  • 塩・胡椒適宜
  • 生クリーム100cc
  • 顆粒コンソメ小さじ1.5
  • オリーブオイル適宜
  • パスタのゆで汁少々。

一口メモ

●一番のポイントはニンニクの炒め方でしょうか。弱火でじっくり炒めると香り高く仕上がります。炒め方が足りないと辛みが残ってしまい、興ざめな味になってしまいます。パスタが茹で上がる3分ほど前に炒め鍋を熱し、オリーブオイルを引きます。オイルの温度があまり上がりすぎないうちにニンニクを入れ、パスタが茹で上がると同時にニンニクもちょうど良く炒め上がっているのが理想的。パスタを炒め鍋に移したら秘を強め、後は手際よく一気に仕上げます。

作り方
  1. パスタをたっぷりの湯で茹でる。ゆで時間は商品の説明に従う。
  2. 水菜は根の部分を切り落とし、2センチほどの長さに切る。
  3. ニンニクは芯を取って包丁の腹で軽くつぶしてから粗みじんに切っておく。
  4. 炒め鍋にオリーブオイルを引き、弱火で丁寧にニンニクを炒める。焦がさないように注意しながら、きつね色になるまでゆっくり炒めること。
  5. パスタが茹で上がったら、4の炒め鍋に湯を切って移し、ゆで汁少々を加えて全体を混ぜ合わせる。
  6. 5に水菜を加え、さらに顆粒コンソメ、塩・胡椒を加えて炒め、最後に生クリーム100ccをかけ回す。全体にソースを良く馴染ませる。
  7. 皿に盛りつけ出来上がり。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●多くのパスタの場合、具材はパスタより先に調理するのが一般的ですが、水菜の場合は火が通り過ぎると美味しくないので、後から加えます。水菜を入れたらすぐに調味料を加えて手早く全体を混ぜ合わせ、仕上げに生クリームを流し込みます。生クリームはオイルと馴染んで熱が入るとあっという間に乳化しますので、あまり熱を加えすぎないようにしてください。たいへんにシンプルなパスタですが、味はバッチリですよ。お好みで粉チーズを添えて召し上がれ。粉チーズをかけるとより一層コクが出ます。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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