用意するもの(概略)
- サンマ4〜5尾
- 揚げ油適宜
- セロリ1本
- タマネギ1個
- 人参1/2本
- ニンニク1片
- オリーブオイル適宜
- 白ワインビネガー100cc
- 果実酢(りんご酢)20cc
- レモン汁20cc
- 漬け込み用オリーブオイル100cc
- 漬け込み用サラダオイル100cc
- 塩・胡椒適宜
- クミン小さじ1
- ローリエ1枚
- 強力粉適宜
一口メモ
●魚を二度揚げするのがポイント。酢豚なども相ですが、油で揚げた食材を酢やスープで調理する際は、二度揚げすると失敗なく美味しく出来上がります。一度目は低めの温度で全体に火が通るようにし、二度目は高い温度で表面がかりっとなるように揚げます。酢漬けにして何日も放置しますから、表側の衣がはがれず、最後まで風味を損ねないことが大切なので、薄力粉でなく強力粉を使います。強力粉の方が表面が固く揚がります。
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作り方
- セロリ、タマネギ、人参は細切りにしておく。
- サンマは3枚に下ろし、食べやすい大きさに切って両面に塩・胡椒をし、10分ほど置く。
- 熱した鍋にオリーブオイルを引き、みじん切りにしたニンニクを炒め、香りが出たところで1の野菜類を加え、塩・胡椒、クミンを振りかけしんなりするまで炒める。
- 野菜がしんなりしたら白ワインビネガー100cc、果実酢20cc、レモン汁20cc、ローリエ1枚を加え、沸騰したところで塩・胡椒で味を調え、最後にオリーブオイルとサラダオイルを加えてさらに火を入れる。
- 4の漬け酢を作っている間にサンマに強力粉をまぶして油で揚げる。最初は180℃程度の温度で揚げ、一度油を切ったあと、揚げ油の温度を揚げて二度揚げする。表面がかりっとなるように、やや固めに揚げておく。
- 揚げ上がったサンマを熱いうちに保存容器に並べ、4のつけ酢を、あつあつのまま上からざあっとかけ、そのまま冷ます。
- 6が冷めたら冷蔵庫に保存。翌日には食べられるが、3日目くらいが一番食べ頃。冷蔵庫で数日はもつ。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
一口メモPart2
●あつあつの揚げ物に、あつあつの酢をかけて作るのが、南蛮漬けとの違いでしょうか。両方をあつあつで調理するので、同時進行で作業を行います。手順をよく考えて作るようにしましょう。お酢だけでなく、オリーブオイルも加えるところが特徴。ただ、オリーブオイルだけでは香りがしつこくなるので、サラダオイルと半々で加えてあります。スパイスは塩、胡椒の他にはクミンとローリエを使っていますが、お好みでアレンジしてはいかがでしょうか。クミンのかわりにカレー粉を使うとお手軽に複雑な味わいが作り出せます。
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