料理と器:杉江保枝

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DATE:
2006.11.10

『生鮭のムニエルきのこソース』

●生鮭も秋の味覚の一つ。ソテーにしたり、お鍋に入れたり、用途も広く、クセのない味わいも人気の一つかと思います。今回はこの生鮭をムニエルにしました。表面をパリッと仕上げるために、小麦粉は強力粉を使い、茸をたっぷり使ったクリームソースでいただきます。あまりひねりを加えず、鮭の下味は塩と胡椒のみ。いつもは健康に留意してオリーブオイルを使うことの多いさん生家ですが、鮭という素材との相性を考えて、バターを使って焼き上げています。もちろん生クリームも鮭とはとても良く合う素材。さらにイクラを添えることで味わいもボリュームもアップ。手軽に出来る料理ですが見た目は豪華。お子様にも喜ばれる一品ではないでしょうか。

用意するもの(概略)
  • 生鮭切り身1枚
  • エリンギ40g
  • しめじ40g
  • ホワイトマッシュルーム2個
  • ニンニク1片
  • バター20g
  • 生クリーム100cc
  • 塩・胡椒適宜
  • 強力粉少々
  • 顆粒のコンソメ小さじ1
  • イクラ(塩漬け)適宜
  • ブロッコリー(つけ合わせ)適宜

一口メモ

●薄力粉ではなく、強力粉を使うのがポイントです。強力粉の方がパリッと仕上がりますし、多少弱火でも、べちゃっとなるような失敗がありません。カリカリに焼き上がった皮をソースに浸していただく美味しさはたまりません。ぜひここは強力粉を使ってカリッと焼き上げてください。また、バターを使うので、下味の塩・胡椒は控え目に。無塩バターを使う場合はこの限りではありませんので、お使いの調味料によって加減してください。

作り方
  1. ブロッコリーは茹でておく。
  2. エリンギは薄切り、しめじは小房に分け、マッシュルームは四つ割りにする。
  3. ニンニクは薄切りにしておく。
  4. 生鮭は表面に軽く塩・胡椒をし、全体に強力粉をまぶしておく。
  5. フライパンを熱してバターの半量(10g)を入れ、半分ほど溶けたところで中火に火を落とし、4の鮭を皮の方から焼く。皮目にきれいに焦げ色が付いたら裏に返し、中まで火が通るまで焼く。
  6. 5が焼き上がったら皿に移し、フライパンについた余分な油をキッチンペーパーなどで拭き取り、残りのバターを入れ、ニンニク、2のきのこの順で炒める。軽く塩・胡椒をして、全体に火が通ったら顆粒のコンソメを小さじ1加え、最後に生クリームを加えて、とろみが出るようにサッと火を通す。
  7. 焼き上がった鮭にソースをかけ、ブロッコリーを飾り、イクラを添えて出来上がり。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●クリームソースというと難しく感じられますが、炒めたきのこに生クリームを加えて軽く加熱するだけで美味しいソースが出来上がります。パスタのソースなどにも応用が利くので、お試しください。また、バターを使って調理すると、コクが出てとても美味しいのですが、焦がしやすいのが難点。火加減をこまめに調節して、焦がさないように仕上げましょう。つけ合わせは青味のブロッコリーとイクラ。イクラは鮭の子どもですから相性はバッチリ。クリームソースをからめながら、贅沢に味わいましょう。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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