| 用意するもの(概略) 
									牛すね肉(固まりで)約600g
									粗塩適宜
									水適宜
									りんご小3個
									タマネギ1個
									ニンニク1片
									オリーブオイル少々
									塩・胡椒適宜
								 一口メモ ●シチューやカレーなどによく用いられる牛すね肉は脂分が少なく、案外扱いやすい部位だと思います。煮くずれるのが嫌な方は、たこ糸で縛ってから調理しましょう。水から圧力鍋で煮出すと、とても味の良いスープが取れます。牛肉自体に粗塩を多めにすり込んであるので、そのままでも美味しく飲めるほど。りんごと煮込む際には、500〜600cc程度のスープを使いますが、余ったらネギスープなどにして楽しみましょう。ラーメンのベースにしても美味しく出来上がります。お試し下さい。 ●味付けはシンプルに塩と胡椒のみ。肉の臭みが気になる方は、水から煮出す時点でブーケガルニやローリエを加えても構いません。ただ、りんごの風味を大切にするなら、あまり香辛料を使わない方が美味しくなるような気がします。 |  | 作り方 
									牛すね肉に粗塩をやや多めに(片面につき小さじ2弱程度)すり込み、5〜10分おく。
									圧力鍋に1の肉を入れ、全体がかぶるように水を加えて強火にかけ、重りが回ったら火を弱めて30分間加熱。火を止めたら自然放置する。
									2が冷めたらふたを取り、肉を取り出し、スープをスープこしでこしておく。鍋は再度使うので一度洗っておく。
									りんごは皮を剥いて芯を取り、櫛形の薄切りにしておく。タマネギは櫛形の薄切り、ニンニクはみじん切りにしておく。
									3で洗っておいた鍋を火にかけ、オリーブオイル少々を引いてニンニク、タマネギの順で炒めてゆく。タマネギを入れたらすぐに軽く塩を振ると、タマネギから水分が出て焦げにくい。
									タマネギがしんなりしてきたら4のりんごを加えて全体を軽く炒め、3で取り出した肉を入れ、こしておいたスープのうち600cc程度(材料がひたひたになる程度)に加える。
									6の圧力鍋が沸騰してきたら一度火を止め、ふたをして強火にかけ、重りが回ったら火を弱めて30分加熱。そのまま一晩放置する。
									一晩放置した鍋のふたを取り、また加熱する。肉とりんごのソースが良く馴染んだら塩・胡椒で味を調え出来上がり。肉を適当な大きさに分け(おたまや箸で簡単に切れる)器に盛って卓に供する。
								 ※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。 一口メモPart2 ●タマネギを炒める際には焦がさないように注意してください。焦がすと全体の出来上がりの色が悪くなります。りんごソースをきれいな飴色に仕上げるには、タマネギは焦がさないことです。鍋に入れた時点ですぐに塩少々をふってあげると、タマネギから水分が出て焦げにくくなります。他の炒め物の際などにも、これはちょっとしたコツですので、覚えておくといいかもしれません。出来上がった料理は、単品でも楽しめますが、パンと一緒に食べるとまた美味。りんごの甘味が生きたソースをパンにつけて、去りゆく冬の思い出を楽しんでください。 |