料理と器:杉江保枝

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DATE:
2007.04.20

『新キャベツとみょうがのナムル』

●春はキャベツが美味しい季節。柔らかくて甘味のあるあの味はこの季節ならではのものです。特に美味しいのが塩もみ。きゅうりや香味野菜と合わせて塩でもむだけで、ちょっとした一品が仕上がります。でもそれだけじゃちょっと物足りない、というときには韓国風にナムルにするのがおすすめです。作り方は至って簡単。塩もみにしたキャベツにごま油とおろしニンニクを絡めるだけ。ニンニクの臭いが気になる方は省いても構いませんが、少量の生ニンニクは血液をサラサラにしてくれるほか、高血圧の予防にもなりますから、健康のためにはぜひ加えていただきたいところ。今回はキャベツの他にみょうがも入れて、香りもプラスしてみました。焼き肉のお供に、また普段の食卓にも、さりげなく彩りを添えてくれる一品です。
用意するもの(概略)
  • キャベツ
  • みょうが
  • ごま油
  • 煎りゴマ
  • おろしニンニク

一口メモ

●特に手間暇かけて作る料理ではありませんが、ほんのちょっと手を加えてあるところがうれしい一品です。味付けは塩のみ。最初の塩もみで味が決まります。ごま油を加えることで、多少味が薄くても美味しく食べられますので、塩は控え目に。ぎゅっぎゅっと良く揉んで、絞って水分を切ってから調理します。

作り方
  1. キャベツは食べやすい大きさに切る
  2. みょうがは芯の部分を三角に切り取り、タテに千切り。
  3. キャベツに塩少々をふりかけ良く揉み、五分ほどおいたあとみょうがを加えてさらに一混ぜし、絞って余分な水分を切る。
  4. 3におろしニンニクとごま油をまぶし、全体をよく混ぜ、最後に煎りゴマを混ぜ合わせれば出来上がり。器に盛って卓に供する。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●韓国ではいろいろな野菜をナムルにしてたっぷり食べるそうです。ただ生のままでは大した量は食べられませんが、火を通したり塩で揉んだりしただけで、結構な量が胃に収まってしまいます。健康によいニンニクと一緒にキャベツをたっぷりいただけば、胃腸の調子もよくなります。ぜひお試しを。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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