料理と器:杉江保枝

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DATE:
2007.09.01

『枝豆とハムの卵焼き』

●前の晩に茹でた枝豆が、中途半端に残ってしまうことってありませんか? 枝豆は時間がたつとやや味が落ちるので、一晩冷蔵庫で眠っていたものは、どうもそのまま食べる気になりません。でも加工すれば話は別。さやから取り出してロースハムと共に卵焼きにして、朝食メニューに加えてしまいましょう。でもそんなあまりもの料理がまたうまいんです。ハムや卵との相性もバッチリで、箸が進みます。枝豆の風味が何とも言えず美味。緑に赤に黄色と色合いもキレイで、見た目にもとてもおいしく感じるひと品です。ハムに塩気があるので味付けは控え目に。もうひと味と思ったら、お醤油をかけていただきましょう。
用意するもの(概略)
  • 枝豆(茹でたもの・さやつきのままでひとつかみ程度)
  • ロースハム3枚
  • 卵2個
  • 塩・胡椒少々
  • ごま油適宜

一口メモ

●卵はぱりっと焼き上げた方がおいしく感じます。卵を流し入れる前に、炒めた枝豆とロースハムが均等になるようにしておきましょう。卵を流したら、フライパンを回すようにして全体を広げ、むらなく焼き上げます。今回はごま油を使用していますが、サラダ油でもかまいません。

作り方
  1. 枝豆はさやから取り出す。
  2. ロースハムは半分に切った後、1.5センチ幅程度の短冊に切る。
  3. 卵2個は良く解きほぐす。
  4. 熱したフライパンにごま油を敷き、ハムと枝豆を軽く炒めた後、卵を流し入れる。
  5. 火を弱火に落としてふたをし、3〜4分加熱した後、裏に返し焼き上げる。
  6. 器に盛りつけて出来上がり。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●枝豆の量はお好みでもう少し多めにしてもいいかもしれません。ハムの代わりにベーコンを使ってもおいしく焼き上がりますが、ハムの柔らかさと枝豆の歯触りがなかなかいい組み合わせなので、あえてロースハムを使いました。とても簡単に出来上がりますので、ぜひお試しください。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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