用意するもの(概略)
- 新ごぼう(やや細めのもの)7〜8本
- 水適宜
- 牛乳120cc
- 生クリーム125cc
- 水400cc
- コンソメキューブ2個
- 塩・胡椒適宜
一口メモ
●さして手間はかかりませんが、とろみをつけるのに時間はかかります。今夜のメニューはこれと決めたらまずこのポタージュを仕込み、煮込んでいる間に他の料理をすると、ちょうど良い按配に出来上がると思います。ベシャメルソースやバターを使用していない分、さらりとした喉越しで思ったよりさっぱりしているスープです。新ごぼうはアクが少ないので、あく抜きせずにそのまま茹でて使用します。皮ももちろん剥きません。皮の部分に一番香りがあるので、剥いてしまうと美味しさが半減してしまいます。なお、どうしても舌触りを滑らかに仕上げたい方は、裏ごししても結構です。
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作り方
- 新ごぼうは洗って葉の部分を落とし、4〜5センチの長さに切って鍋に入れ、たっぷりの水と塩少々を加えて火にかけ、竹串が通って柔らかくなるまで茹でる。
- ごぼうに火が通ったらザルに取り、あら熱を取る。
- あら熱を取ったごぼうに牛乳120ccを加えてフードプロセッサまたはミキサーにかけ、ピューレ状にすりつぶす。
- 3を鍋に入れ、水400ccとコンソメキューブ2個を加えて弱火にかけ、とろみが付くまでコトコト煮込む。
- スープにとろみが付いたら、仕上げに生クリーム125ccを加えてよく混ぜ、塩・胡椒で味を調え、沸騰する直前に火を止めて出来上がり。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
一口メモPart2
●ごぼうのスープだなんて、「え?」という人もいらっしゃるでしょうが、これがことのほか美味。一度味わうと病みつきになります。写真ではただ白いだけのスープに見えますが、実際にはごぼうの黒っぽい繊維がポツポツうと浮いて、味わい深い色合いです。一口啜れば広がる春の香り。これがたまりません。今回は牛乳の量をぐっと控え目にしてありますが、もっとコクがほしいという方は水400ccのうち、半量に牛乳を使用してもいいでしょう。いずれにせよ、仕上げの生クリームは欠かせません。この生クリームのマジックで、味がぐっと引き立つのです。但し、加え方には要注意。沸騰しているスープに加えたり、入れたあとに沸騰させたりすると、分離してしまうことがあるのです。加えたらよく混ぜる、沸騰する前に火を止める、この二点を忘れずに。なお、コンソメキューブの数はお使いの製品によって増減してください。
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