料理と器:杉江保枝

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DATE:
2007.09.07

『オクラとシラスのおろしポン酢』

●9月に入りましたが残暑はまだまだ続きます。暑くなったり涼しくなったり気温の変動が激しいと、どうしても食欲が減退しがち。そんなときにさっぱりと、しかも栄養豊かに摂れるうれしい和え物をご紹介します。作り方は至って簡単で、刻んだオクラとシラスを大根おろしとポン酢醤油であえるだけ。オクラは一手間かけて塩で板ずりしてからさっと茹でて、流水で冷やしてから切るとえぐみやチクチクする舌触りが取れておいしく仕上がります。ポン酢醤油は市販のものでも結構ですが、好みの柑橘類の汁と醤油で代用してもおいしく仕上がります。つるつるっと喉越し良く食べられてしかも美味。カルシウムやスタミナもいっぱいですから、毎日でも食べたいくらい。オクラのおいしい今の季節にぜひお試しください。
用意するもの(概略)
  • オクラ4〜5本
  • 大根3センチ程度
  • シラス適宜
  • ポン酢醤油適宜

一口メモ

●オクラは生でも食べられますが、板ずりしてチクチクした毛を取り、熱湯でさっと茹でると、えぐみも取れて色鮮やかにおいしく仕上がります。大根おろしは、辛みの好きな方は皮ごと下ろすと良いでしょう。シラスの量はお好みで。ポン酢醤油も、お好みで加減してください。

作り方
  1. オクラは塩をして軽く板ずりしたのち、熱湯でさっと茹でて流水にとって冷まし、輪切りにする。
  2. 大根は皮を剥いて下ろしておく。
  3. 1のオクラと2の大根、シラスを良く混ぜ合わせ、ポン酢醤油を加えてさらに混ぜれば出来上がり。器に盛って卓に供する。

※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。

一口メモPart2

●ポン酢醤油は市販のものでも結構ですが、自家製を使えばもっとおいしく出来上がります。さん生家では、瓶詰めのシークァーサーの果汁と、以前ご紹介した万能つゆの素を使って手軽に味付けしています。レモン汁と醤油だけでも十分においしいので、お試しください。

※このレシピは『柳家さん生公式サイト・さん生さんちの台所』の中にある、「今週のおもてなし料理」のコーナーで紹介された料理を詳しく紹介したものです。無断転載などはかたくお断りいたします。ご意見、ご希望、ご質問などがございましたら、メールにてお知らせください。(調理とレシピ=杉江保枝)
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