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サーモンと奈良漬けのクリームチーズ和え(file409)

料理と器・杉江保枝

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難易度:

中級者向け

調理時間:15分程度

使っている食材

  =野菜  =肉  =魚貝

  =果物  =その他

サーモンと奈良漬け、というと何だか不思議な感じがしますが、これがなかなかの美味。もともと、サーモンはピクルス系と相性の良い食材。スモークサーモンにケッパーがつきもののように、酸味のある食材と合わせると美味しさが増します。奈良漬けにはさほど酸味は感じませんが、漬物ですから、酸、甘、鹹(しおからい)の三味がしっかり揃っており、もちろんサーモンとの相性もバッチリというわけです。そしてこの2つの食材を包み込むのはクリームチーズ。これがまたとない触媒となって見事なマリアージュを実現しています。上質なオードブルとしてもおすすめですし、日本酒や白ワインのおつまみとしても大活躍。あまりの美味しさにちょっとびっくりしてしまうかも。ぜひお試しを。

  用意するもの(概略)

  • サーモン(刺身用) 160g
  • 奈良漬け(瓜) 60〜80g
  • クリームチーズ 30g
  • 生クリーム 30cc
  • 塩 少々

  作り方  

  1. サーモンは3〜5ミリ程度の厚さに切る。
  2. 奈良漬けは2〜3ミリの厚さに切ったあと、適当な細切りにしておく。
  3. クリームチーズは耐熱容器に入れて電子レンジ(600w)で10〜15秒ほど加熱して柔らかくする。
  4. 3のクリームチーズに生クリーム30ccを加えてソースを作る。
  5. 柿は皮を剥き、5〜7ミリ角の拍子木に切っておく。
  6. 4のソースに1のサーモン、2の奈良漬け、塩少々を加えて全体をよく混ぜ合わせれば出来上がり。

  ポイント1

奈良漬けは瓜を使用しましたが、きゅうりでも美味しくできます。どちらでもお好みの方をお使いください。細切りにして、サーモンとうまく絡むようにするのが美味しく作るコツです。

  ポイント2

クリームチーズだけではソースとしては固いので、生クリームも使用しています。また、クリームチーズには味がありますので、味付けには塩少々のみを使用。何となく物足りないと思ったら塩の分量を加減してみてください。

  ポイント3

奈良漬けというと和風なイメージですが、この料理に限らず、案外洋風にも合うのが面白いところ。うちではまさにピクルスの代わりにタルタルソースに入れることがあります。ピクルスほど酸味がない代わりに仄かな甘味があり、旨味はピクルス以上。「奈良タルソース」と呼んで揚げ物などに使っています。こちらも機会があれば試してみてください。

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