料理と器・杉江保枝
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美味しいわかめをたくさんいただきました。獲れたばかりのわかめを、その場で塩蔵したものだそうで、水で戻しても磯の匂いがまるで損なわれない逸品。もちろんスープやお味噌汁、酢の物やサラダも美味しいのですが、今回は磯の香りを生かして、ゴーヤと共に沖縄のチャンプルー風に仕上げてみました。シンプルな料理ですが、わかめをたっぷり食べられて、ゴーヤのビタミンもたっぷり摂れて、とてもヘルシーなひと品になりました。夏に向けて、普段の料理レパートリーの一つに加えたい料理。ぜひお試しあれ。
用意するもの(概略)
作り方
ポイント1
ゴーヤはわたの部分を丁寧に取るといやな苦味が残りません。そのまま炒めてもいいのですが、事前に軽く塩をしておくと、味が引き立って美味しく仕上がります。炒めるときは強火で手際よく。お好みでニンニクを加えてもいいでしょう。ワカメはあまり火を通しすぎると美味しくないので、さっと色が変わる程度にとどめます。玉子にだし汁を加えてありますが、これはなくても大丈夫。ただしあった方が味に幅ができます。面倒な方は、顆粒のコンソメや中華スープを使っても構いませんが、どうしても化学調味料の味が勝ってしまい、ワカメのうま味を損なう場合があるので、量は少なめの方がいいと思います。
ポイント2
玉子炒めという名称にしましたが、ゴーヤとワカメのチャンプルーにしてもいいかな、と思っています。沖縄風にこだわるなら、仕上げに花かつおを加えるのも一法。今回はワカメの香りが非常に強かったので、かつお節を入れるとケンカをしそうと判断し、入れませんでした。通常、スーパーなどで売られているワカメなら、かつお節を入れても美味しく仕上がりそうです。
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