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ゴーヤとわかめの玉子炒め(file246)

料理と器・杉江保枝

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美味しいわかめをたくさんいただきました。獲れたばかりのわかめを、その場で塩蔵したものだそうで、水で戻しても磯の匂いがまるで損なわれない逸品。もちろんスープやお味噌汁、酢の物やサラダも美味しいのですが、今回は磯の香りを生かして、ゴーヤと共に沖縄のチャンプルー風に仕上げてみました。シンプルな料理ですが、わかめをたっぷり食べられて、ゴーヤのビタミンもたっぷり摂れて、とてもヘルシーなひと品になりました。夏に向けて、普段の料理レパートリーの一つに加えたい料理。ぜひお試しあれ。

 

用意するもの(概略)

  • わかめ(塩蔵)80〜100g
  • ゴーヤ1/2本
  • 玉子2個
  • だし汁大さじ1
  • 塩・胡椒適宜
  • ごま油適宜

 

作り方

  1. ワカメは水で戻して食べやすい大きさに切る。
  2. ゴーヤは縦半分に切って種を取り、ヘタを落として薄切りにした後、軽く塩で揉んでおく。
  3. ボウルに玉子を割りほぐし、だし汁大さじ1を加えてよくといておく。
  4. フライパンを火にかけ、温まってきたらごま油適宜を引き、やや強めの火力でゴーヤを炒める。塩少々を加えて、軽く火が通るまで炒めた後、ワカメを加えてさらに炒める。
  5. ワカメに火が通ったら、3の玉子汁をかけ入れ、全体をよく混ぜ合わせるようにしながら炒める。
  6. 仕上げに塩・胡椒で味を調えれば出来上がり。

 

ポイント1

ゴーヤはわたの部分を丁寧に取るといやな苦味が残りません。そのまま炒めてもいいのですが、事前に軽く塩をしておくと、味が引き立って美味しく仕上がります。炒めるときは強火で手際よく。お好みでニンニクを加えてもいいでしょう。ワカメはあまり火を通しすぎると美味しくないので、さっと色が変わる程度にとどめます。玉子にだし汁を加えてありますが、これはなくても大丈夫。ただしあった方が味に幅ができます。面倒な方は、顆粒のコンソメや中華スープを使っても構いませんが、どうしても化学調味料の味が勝ってしまい、ワカメのうま味を損なう場合があるので、量は少なめの方がいいと思います。

 

ポイント2

玉子炒めという名称にしましたが、ゴーヤとワカメのチャンプルーにしてもいいかな、と思っています。沖縄風にこだわるなら、仕上げに花かつおを加えるのも一法。今回はワカメの香りが非常に強かったので、かつお節を入れるとケンカをしそうと判断し、入れませんでした。通常、スーパーなどで売られているワカメなら、かつお節を入れても美味しく仕上がりそうです。

 

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