料理と器・杉江保枝

じゃがいものサラダというと、マヨネーズで和えたものが主流です。もちろんそれはそれで美味しく、何と言ってもさん生の大好物でもあるのですが、近頃ではカロリーを考え、なるたけマヨネーズを使わないようにしているので、自ずと出番が少なくなっています。そこで考えたのが生クリームを使ったサラダ。生クリームはお酢を加えると固まってサワークリームになります。その原理を応用して、生クリームと柑橘系の絞り汁を加えて和えてみました。ボリュームの足りなさは、ゆで卵でカバー。じゃがいもとにんじんは賽の目に切り、ちょっと固めに茹でて普通のじゃがいもサラダとの違いを出してあります。生クリームは植物系なので、カロリーも脂質も控え目。ほどよい酸味と生クリームのコクが何とも言えない美味しさです。
用意するもの(概略)
- じゃがいも1個
- にんじん1/2本
- タマネギ1/2個
- ゆで卵(固ゆで)2個
- 生クリーム60cc
- レモン汁(または柚子など柑橘系の絞り汁)小さじ3
- 下ごしらえ用の塩少々
- 味付け用の塩小さじ1
- 胡椒適宜
作り方
- 玉子は固ゆでにする。
- じゃがいもとにんじんは皮を剥き、1センチ角の賽の目に切って鍋に入れる。材料がかぶる程度の水を入れ、塩少々を加えて強火にかけ、沸騰してきたら火を弱めて、材料に火が通るまで茹でる。茹ですぎると形が崩れるので、竹串が通って、やや歯ごたえのある状態に仕上げ、ザルに取って冷ましておく。
- タマネギは薄くスライスして軽く塩で揉み、ザルにとって流水にさらして辛みを抜いたあと、水を切っておく。
- 玉子は適当な大きさにざく切りにする。
- 茹で上がったじゃがいもとにんじん、スライスしたタマネギ、ざく切りにした玉子をボウルに入れ、生クリーム60cc、レモン汁小さじ3,塩小さじ1、胡椒適宜を入れてよく混ぜ合わせる。仕上げに味を見て、足りないようなら塩・胡椒で整えれば出来上がり。
ポイント1
じゃがいもをあまり茹でないのは、もったりしたじゃがいもサラダではなく、ややあっさりした味付けにしたかったから。小さめの賽の目に切って茹でることで、調味時間も短縮できます。歯ごたえを残した状態で茹で上げ、他の材料と合わせます。きゅうりなど、青い野菜を加えたくなりますが、今回は白にこだわり、一切青物野菜は入れませんでした。もちろん入れても結構ですが、きゅうりなどの水分の多い野菜より、ピーマンなどの方が合うと思います。
ポイント2
サワークリームは市販もされていますが、生クリームとレモン汁を合わせると簡単に作れるので、こちらの方が手軽です。和え物の場合は特に、固めに仕上げてある市販の生クリームより、自分で作ったものの方が混ぜ合わせるのが楽。酸味を強くすると固くなるので、酸味の量はお好みで調節してみてください。味付けは塩・胡椒で。塩小さじ1は入れすぎのように思われますが、通常のじゃがいもサラダはマヨネーズの塩味がかなりきついことを思い出してください。それに比べればむしろ薄味といってもいいほど。もちろん、もっと素材の味を大切にしたいという方は、塩を控え目にすると良いでしょう。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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