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ピーマンとわかめのナムル(file262)  

料理と器・杉江保枝

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9月に入り、遅ればせながら庭のピーマンが盛んに実をつけるようになりました。あまり肥料をあげていないので出来は今ひとつですが、収穫量は二人暮らしには十分なほど。サラダや炒め物に重宝ですが、今回はちょっと目先を変えてナムルを作ってみました。作り方は至って簡単で、千切りにして湯通ししたピーマンとわかめを、塩とごま油、すりごまで和えるだけ。ピーマンは生のままでも食べられますが、湯通しすると食べやすくなりますし、消化も良くなります。今回はピーマンとわかめだけですが、やはり湯通しした水菜を一緒に合わせても美味しく仕上がります。野菜が足りないな、と思ったときにひと品添えてみてはいかがでしょうか。

 

用意するもの(概要)

ピーマン(小) 5個

わかめ 戻した状態でひとつかみ程度

(今回は塩蔵のわかめを使用しています。)

塩 小さじ1/2

ごま油 小さじ2

白ごま 大さじ1

 

作り方

  1. ピーマンはヘタと種を取り、縦に千切りにする。
  2. わかめは水洗いして塩を落としたあと、水で戻して食べやすい大きさに切り分ける。
  3. 1のピーマンをザルに取り、全体に熱湯をかけ回して湯通し、流水にさらしたあと、キッチンタオルなどで水気を良く切っておく。
  4. 2のわかめと3のピーマンをボウルで合わせ、六分程度に摺った白ごま、塩小さじ1/2、ごま油小さじ2を加えて良く混ぜ合わせれば出来上がり。

 

ポイント1

ピーマンは、茹でてしまうと歯ごたえがなくなるので、さっと熱湯をかけて軽く湯通しする程度にします。ややしんなりしていながら、ぱりっとした歯ごたえが残っている感じに仕上げましょう。わかめは水で戻してそのまま使用しましたが、こちらもさっと湯通しするとさらに上品な味わいに仕上がります。水菜を加えるときは、2〜3センチの長さに切ったあと、ピーマンと同じ要領で軽く湯通しして使用します。ピーマンはやや固いので水気を絞ることはできません。手のひらで絞ってしまうとぽきぽき折れて歯ごたえが台無しに。そこでキッチンタオルなどで丁寧に水気を吸い取るようにします。水菜でしたら、手で良く絞るだけで結構です。

 

ポイント2

味付けはごくシンプル。塩とごま油だけです。ごま油は、できれば良質のものを使用しましょう。すりごまを加えていますが、場合によってはなくても構いません。ごまの摺り具合は六分ほど、とレシピには書きましたが、もっと粗くても構いません。摺らずに入れるのもまた美味しいのですが、歯の悪い方にはあまりおすすめできないかもしれません。

 

 

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