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スモークサーモンのオープンサンド(file268)  

料理と器・杉江保枝

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パーティーに重宝するスモークサーモン。色も鮮やかで高級感もあり、オードブルにはもってこいです。そんなスモークサーモンを、今回はオープンサンドに。実は先日、自宅でパーティーを開いたときにお出ししたスモークサーモンを、お客様のお一人がこんなふうに召し上がっていました。そのときはオープンサンドというより、薄く切ったフランスパンにレタスとサーモンとソースを載せているだけでしたが、きちんと作ったらきっともっと美味しいだろうな、と思い、後日こんなふうにアレンジしてみました。パンの香ばしさの中に漂うスモークサーモンの味わい、リーフレタスのパリパリ感、そして何と言ってもクリームチーズをベースにしたソースが効いていて、思わずにっこり笑いたくなる美味しさ。スモークサーモンは自家製なので、贅沢な厚切りに。市販の場合は薄く切ってある場合が多いので、量はお好みで加減してください。ちょっと豪華なランチタイムにおすすめのサンドウィッチです。

 

用意するもの(概略)

スモークサーモン

(今回は自家製のものを使用。もちろん市販のもので可)

フランスパン

リーフレタス

クリームチーズ大さじ2

細かく切ったピクルス大さじ1〜2

(今回は自家製のセロリのピクルス使用。市販のきゅうりでも可)

生クリーム50〜100cc

場合によっては塩少々

 

作り方

  1. ソースを作る。クリームチーズは室温で柔らかくする。急いでいるときは300Wの電子レンジで20秒ほど加熱して柔らかくしても良い。
  2. 1のクリームチーズを泡立て器で軽く攪拌しながらさらに柔らかくし、生クリーム50〜100ccを加えて良く混ぜ合わせる。
  3. 2に細かく刻んだピクルスを加えてさらに良く混ぜ合わせ、味を見て足りないようなら塩を足して調節する。
  4. フランスパンは3〜4センチの厚さに切って中央に切れ目を入れる。スモークサーモンは5ミリほどの厚さに切る(既に薄切りになっている場合は、好きな分量を使用)。リーフレタスは洗って適当な大きさにちぎっておく。
  5. パンにレタス、スモークサーモン、3のソースの順番に挟んで出来上がり。

 

ポイント1

スモークサーモンというと、ごく薄切りの状態で売られていることが多いのですが、厚く切った方が美味。え、ほんとはこんな味だったの? と目を瞠かされる感じです。もしデリカテッセンなどで薄切りにしない状態で売っているものがあれば、厚く切って使ってみてください。薄切りしか手に入らない場合は、思い切って数枚挟んでみるのも手。このサンドの場合はケチケチしないことが美味しく食べるコツです。

 

ポイント2

何と言っても旨さの決め手はソース。今回はクリームチーズを使用したちょっとこってり味のソースを用意しました。作り方はごく簡単で、柔らかくしたクリームチーズに生クリームを加えて良く混ぜ合わせ、刻んだピクルスを加えるだけ。ピクルスはお好きなもので構いませんが、きゅうりなど歯ごたえのあるものの方が美味しいようです。このソースは室温で柔らかくなりますが、冷蔵庫で保存すると固くなります。冷蔵庫で保存した場合は、食べる時間を考えて室温で戻すか、電子レンジ(300W程度)で30秒〜50秒ほど加熱して柔らかくしてお使いください。

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これまでのコメント[2]

No.84のきょうこさんのコメントへの返信

きょうこさん、いつもコメントありがとうございます。
ぜひぜひ、甥っ子さんに作ってあげてください。もちろんご本人にも召し上がっていただきたいもの。
じゃがいものチーズ焼きは、子供にも好評なんですね。大人の味かと思っていましたが、確かに子供が好きな要素がたっぷり入ってますね。でも、こちらもぜひ、大人の皆さんで、ワインなど飲みながら味わってくださいませ。

うぅぅ。なんて美味しそうなんでしょう。
しかも、サーモンはお手製!
かなり贅沢なサンドイッチですが、甥っ子につくってやったら喜ぶだろうなぁと伯母莫迦なことを考えたり。
(じゃがいものチーズ焼きは大好評で、大人の口には入りませんでした)

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