料理と器・杉江保枝

先週に引き続きスモークサーモンを使ったお料理です。今回ご紹介するのは、いわゆるキッシュ。ただしパイ生地を下に敷かず、直接型に流し込んで玉子蒸し風に仕上げてあります。パイ生地を下に敷いて、タルト型で焼き上げるキッシュは、形もきれいで豪華なのですが、パイ生地を焼いたあと、本体をもう一度焼かなければなりません。オーブンを2回転させるのは、忙しいときはちょっと面倒。特に私の家では電子レンジと一体型のオーブンを使用していますから、オーブン使用時は当然電子レンジは使えず、また、オーブンを使い終わっても、温度が下がるまでは解凍機能などは使用できません。例えばお客様が大勢いらっしゃって、他の料理もたくさん作らなければならないときは、この状態は困ったもの。もちろん前日に焼いておいて、温め直してお出しすれば問題はないけれど、そうもいかない場合はあります。そこでパイ生地を省くことを考えた次第。キッシュ自体はさほど面倒ではありませんから、他の料理をすべて終えたところでキッシュに取りかかり、型に流してオーブンに突っ込み、あとは焼き上がるのをまつだけ。焼きたてを食べられますから、お客様も大喜びです。味の方は、スモークサーモンの香りが立ってちょっと贅沢な雰囲気。本来のキッシュとは少々違った感じですが、試してみてはいかがでしょうか。
用意するもの(小型のパウンド型2台分 概略)
スモークサーモン 60g
しめじ 60g
卵 3個
生クリーム200cc
ピザ用ミックスチーズ 80g
塩・胡椒少々
作り方
- スモークサーモンとしめじは粗く刻む。
- ボウルに卵3個を割り入れ、良くほぐしたあと、生クリーム200ccを加えてさらに良く混ぜ合わせ、1のサーモンとしめじ、ピザ用ミックスチーズ80gを入れて塩・胡椒少々で味を調える。
- 小型のパウンド型の内側にオリーブオイル少々をぬり、形に合わせて切ったオーブンシートでを敷いて、2を流し入れる。
- あらかじめ180度に熱しておいたオーブンで25分焼く。
- 焼き上がったらオーブンから取り出し、あら熱を取って生地を落ち着かせる。
- あたたかいうちに型から出して適当な大きさに切り分け、卓に供する。
ポイント1
キッシュはパイ生地などにこだわらなければそれほど難しい料理ではありません。卵3個に生クリーム200ccという分量を覚えておけば、他の具材でも美味しくできあがります。チーズの分量は50〜80g程度。あまり気張らず、ピザ用のミックスチーズを使えば気楽に作ることができます。パイ生地を下にしかないので、型に焦げがこびりつくのが難点ですが、内側にオイルを塗っておくことで、かなりこびりつきを軽減することが出来ます。
ポイント2
あたたかいうちに食べたいキッシュ。ただし、焼きたては生地が膨らんでいますので、あら熱を取って全体と落ち着かせてから切り分けます。ほのかな暖かさが持ち味です。あら熱が取れたら、型に敷いたオーブンシートごとうまく持ち上げてまな板に移して切り分けましょう。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mt/mt-tb.cgi/473



コメントする