料理と器・杉江保枝
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先週に引き続きスモークサーモンを使ったお料理です。今回ご紹介するのは、いわゆるキッシュ。ただしパイ生地を下に敷かず、直接型に流し込んで玉子蒸し風に仕上げてあります。パイ生地を下に敷いて、タルト型で焼き上げるキッシュは、形もきれいで豪華なのですが、パイ生地を焼いたあと、本体をもう一度焼かなければなりません。オーブンを2回転させるのは、忙しいときはちょっと面倒。特に私の家では電子レンジと一体型のオーブンを使用していますから、オーブン使用時は当然電子レンジは使えず、また、オーブンを使い終わっても、温度が下がるまでは解凍機能などは使用できません。例えばお客様が大勢いらっしゃって、他の料理もたくさん作らなければならないときは、この状態は困ったもの。もちろん前日に焼いておいて、温め直してお出しすれば問題はないけれど、そうもいかない場合はあります。そこでパイ生地を省くことを考えた次第。キッシュ自体はさほど面倒ではありませんから、他の料理をすべて終えたところでキッシュに取りかかり、型に流してオーブンに突っ込み、あとは焼き上がるのをまつだけ。焼きたてを食べられますから、お客様も大喜びです。味の方は、スモークサーモンの香りが立ってちょっと贅沢な雰囲気。本来のキッシュとは少々違った感じですが、試してみてはいかがでしょうか。
用意するもの(小型のパウンド型2台分 概略)
スモークサーモン 60g
しめじ 60g
卵 3個
生クリーム200cc
ピザ用ミックスチーズ 80g
塩・胡椒少々
作り方
ポイント1
キッシュはパイ生地などにこだわらなければそれほど難しい料理ではありません。卵3個に生クリーム200ccという分量を覚えておけば、他の具材でも美味しくできあがります。チーズの分量は50〜80g程度。あまり気張らず、ピザ用のミックスチーズを使えば気楽に作ることができます。パイ生地を下にしかないので、型に焦げがこびりつくのが難点ですが、内側にオイルを塗っておくことで、かなりこびりつきを軽減することが出来ます。
ポイント2
あたたかいうちに食べたいキッシュ。ただし、焼きたては生地が膨らんでいますので、あら熱を取って全体と落ち着かせてから切り分けます。ほのかな暖かさが持ち味です。あら熱が取れたら、型に敷いたオーブンシートごとうまく持ち上げてまな板に移して切り分けましょう。
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