料理と器・杉江保枝

寒くなると食べたくなるクリーム煮。今回は急にもうひと品ほしいな、と思ったときに便利な簡単クリーム煮のご紹介です。クリーム煮と言っても、ベシャメルソースを使用しているわけではなく、牛乳とスープでかぶをさっと煮付けて、片栗粉でとろみをつけます。ただ、それだけでは味わいが今ひとつ。そこで仕上げに生クリームを入れてコクを出しました。手間なく短時間でできるのがとにかくうれしいところ。しかも味は本格的なクリーム煮に勝るとも劣らない美味しさ。そのままでも、またご飯にかけても美味しく食べられます。野菜もたっぷり摂れますので、忙しい朝など、これひと品だけでも食べられるとうれしい雰囲気。ぜひお試しを。
用意するもの(3〜4人分 概略)
かぶ 2株
しめじ 70g
牛乳 100cc
水 100cc
顆粒コンソメ 小さじ1
塩・胡椒適宜
片栗粉小さじ1
水適宜
生クリーム 100cc
作り方
- かぶは葉と根を分け、根は皮を剥いて櫛形に八等分。葉の部分は3〜4センチの長さに切っておく。しめじは石突きを取って小房に分ける。
- 鍋に1のかぶ(根の部分のみ)としめじを入れ、牛乳100cと水100ccを加えて中火にかける。
- 鍋が沸騰してきたら、顆粒コンソメ小さじ1を加え、弱火にしてかぶに火が通るまで煮る。
- かぶに火が通ったら一度味を見て、足りないようなら塩・胡椒で調え、小さじ1の片栗粉を同量程度の水でといたものでとろみをつける。
- とろみがついてから葉を入れ、葉に火が通ったら仕上げに100ccを加え、さっと火を通せば出来上がり。
ポイント1
かぶは意外と煮くずれやすいので、あまり火を通さない方が上手に仕上がります。ササッと手早く仕上げるのがコツですが、他の料理を一緒に進行している場合はなかなかそうも行きません。そんなときは、かぶに火が通るか通らないかのところで一度火から下ろし、他の料理ができあがったところで再度鍋を火にかけ、とろみをつけて仕上げるといいでしょう。葉は、早い時点で入れてしまうと色が来たくなるので、必ずとろみをつけたあとに入れてください。生クリームも、早い時点で入れると分離することがあるので、必ず仕上げに入れるのがポイントです。
ポイント2
片栗粉でとろみをつけるのは、ちょっと邪道みたいに思えますが、カロリーダウンにもなるのでダイエット中の方などはうれしいところ。しかもベシャメルソースがダマになることもなく、簡単にササッとできあがってしまいます。生クリームを加えるのがミソで、これがないと、片栗粉でとろみをつけたのがバレバレに。他の野菜にも応用が利きますので、いろいろ試してみてはいかがでしょうか。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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