料理と器・杉江保枝

お正月用のスモークサーモンが余っていたので、オムレツを作りました。サーモンを細かくほぐして玉子と合わせて焼いただけですから、オムレツ自体には特に凝った工夫があるわけではありません。ただ、それだけでは見た目も貧弱ですし、ご馳走といった感じがしません。そこで簡単なバタークリームソースをかけて、イクラの塩漬けをたっぷり添えてみました。サーモンとイクラは親子ですから合わないわけはありません。バターとサーモンもかなりベストなマッチング。そこに生クリームも入って、これは思った以上にゴージャスな味わいです。このひと皿だけでも、ちょっとしたおもてなし料理になるでしょう。スモークサーモンは瓶詰めの鮭のほぐし身で代用しても構いません。ぜひお試しください。
用意するもの(オムレツ1ヶ分 概要)
オムレツ
玉子 2個
スモークサーモン 20g
生クリーム 小さじ1
塩・胡椒少々
バター 10g
クリームソース
バター 10g
生クリーム 大さじ2
塩・胡椒少々
イクラの塩漬け 適宜
作り方
- スモークサーモンは細かくほぐしておく。
- 玉子2個をボウルに割り入れてよくかき混ぜ、1のスモークサーモン、生クリーム小さじ1、塩・胡椒少々を加えてさらによく混ぜ合わせる。
- フライパンを火にかけて熱し、バター10gを入れて半分ほど溶けてきたところで2の卵液を一気に流し入れる。スクランブルエッグを作る要領で全体を箸でかき回しながらフライパンを揺すり、半熟状態になってきたら端から全体を巻き込むようにして形を整える。一度裏に返してから焼き上げて皿に盛りつける。
- 同じフライパンを再び中火にかけ、バター10gを入れて溶かし、生クリーム大さじ2を加えてヘラでよく混ぜ合わせて火を止め、塩・胡椒で味を調える。
- 4のソースをオムレツにかけ、上からイクラの塩漬けを添えれば出来上がり。
ポイント1
スモークサーモンは瓶入りの鮭のほぐし身で代用しても構いません。スモーク香がない分、ややパンチに欠けますが、十分に美味しく出来上がります。ただ、鮭の瓶詰めの場合、塩味がきつい場合があるので、味付けには注意が必要。塩は加えなくてもいいくらいでしょう。自分で焼いた塩鮭のほぐし身でも構いませんが、こちらの場合も塩味には十分注意が必要です。
ポイント2
オムレツを上手に焼くには手早さが求められます。はじめは強火でぱぱっと火を通し、成形する段階では少し火を弱めて焦げないように気を遣います。今回はバターを使っているので、火加減はちょっと難しいかもしれません。最初は強火ですが、バターが焦げるとオムレツが茶色くなってしまうので、バターを入れるときはやや弱火にし、バターが半分ほど溶けて、卵を入れる寸前になったら火を強めます。箸を使って全体に上手に火を通し、半熟状態になったら火を弱めて成形します。
ポイント3
ソースはバターと生クリームを合わせた簡単なもの。オムレツの時と違って、最初は中火でバターをうまく溶かして、生クリームを入れたあとは分離しないようにさっと混ぜ合わせます。火をつけたまま塩加減をすると失敗しやすいので、火を止めてから軽く塩・胡椒をして仕上げるにしましょう。イクラの塩漬けはこちらを参照。ただし今の時期は生イクラは手に入りませんので、市販のもので構いません。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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