料理と器・杉江保枝
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カレーうどんが妙に食べたくなるときがあります。カレーライスでも、本格カレーでもなく、あくまでもカレーうどん。もちろん味は和風です。最近ではレトルトでカレーうどんのつゆも売っているようですが、美味しく食べるにはやっぱり手作りにこだわりたい。というわけで、今回はカレーうどんのレシピをご紹介。ブラウンルウから作っていますが、カレーではなくカレーうどんのつゆですから、小麦粉をさほど焦がす必要はありません。ベースがお醤油味の出しつゆですから、焦がしすぎると色が汚くなります。カレー粉と一緒に軽く炒めて、つゆに溶かしてとろみをつけます。具はシンプルにネギと豚肉のみ。南蛮というのがネギを指すという説もあるほどですから、ネギはたっぷりと使用します。ちょっと面倒ですが、一度お試しあれ。
用意するもの(2人前・概略)
うどん玉(ゆで) 2人分
白ネギ 1本
豚細切れ 100g
小麦粉 大さじ2.5
カレー粉 小さじ2
水 100~150cc
ダシ 300cc 500~600cc(一番と二番を半々ずつ)
酒 20cc
みりん 40cc
醤油 60〜80cc
ごま油 少々
作り方
ポイント1
ルウを作るのは難しいという方も多いようですが、ポイントさえわかってしまうとほとんど失敗しなくなります。例えばホワイトルウの場合は、バターを使用している分、水分と馴染みにくくなっています。そこでフライパンの温度をバターが溶けやすくなおかつ粉がダマにならない温度に保ってあげればいい、ということになります。料理本などでは、一度さましたルウを、ぬるめのスープで溶く方法をあげている場合が多いのですが、冷ますよりは熱いままで水を加えてしまった方が実は失敗することが少なくなります。フライパンを火から下ろして、余熱のあるうちに水を加えてぬるい温度を作ってあげて、この温度を保ちながら少しずつ溶かしてゆくのです。温度が低くなると水は溶けずに分離しますので、そうしたらまたフライパンを火にかけ(弱火)、ぬるい温度を作り上げる、という作業を繰り返します。ブラウンルウの場合はバターを使用していませんが、原理は一緒。小麦粉が溶けやすいようにぬるめに温度を保ちながら、水少しずつを加えていけば失敗なくできあがります。
ポイント2
うどんのつゆですからベースはダシとしょうゆです。麺類のつゆの場合は、ややダシの香りが強い方が美味しいので、今回は一番と二番を半々にして使いました。味付けは酒、みりんと醤油。醤油の分量はお好みで調節してください。ダシを取るのが面倒な方は、市販のめんつゆを使用しても構いません。カレールウの分量が多すぎると、とろみがつきすぎて食べづらくなります。ゆるいぐらいがちょうど良いので、そのあたりもうまく調節しましょう。
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