料理と器・杉江保枝

今回は何のたくらみもありません。スクランブルエッグにただネギが入っているだけです。でも、このネギが実に美味しいんです。お醤油をたらたらっとたらした半熟のスクランブルエッグを口に含んだ感じは、皆様も覚えがあると思います。それにネギの香りがツンとはなに通って、噛むとしゃきしゃきとした歯触りがあり、充実のひととき。ご飯にかけて、ちょっとぐちゃぐちゃと混ぜてから食べると、もう至福の時間です。「ネギ入りスクランブルエッグ丼、一丁上がり!」ってな感じで、十分に一食まかなえそうな雰囲気。ただのスクランブルエッグですから、初心者でも安心して挑戦できます。ぜひぜひお試しあれ。
用意するもの(概略)
白ネギ 20センチ程度
玉子 2個
塩・胡椒少々
ごま油 適宜
小ネギ 少々
作り方
- 玉子はお箸で丁寧に割りほぐしておく。
- ネギはみじん切りにする。
- 1の玉子に2のネギ、塩・胡椒少々を加えてさらによく混ぜ合わせる。
- フライパンを火にかけ、温まってきたらごま油をやや多めに引き、ごま油が熱くなってきたら3の卵液を一気に流し入れる。
- フライパンを揺すりながら、菜箸で玉子をかき回して焼き上げる。半熟状態で仕上げて皿に盛りつければ出来上がり。彩りに小ネギを少々散らすときれい。
ポイント1
スクランブルエッグは、お料理初心者には最も入りやすい料理だと思います。オムレツと違って誰でも簡単にできますが、半熟状に仕上げるのが少し難しいかもしれません。でも、あまりいろいろと考え込まず、強火で一気にざざっと焼き上げればいいと思います。表面がプルンプルンとなっている状態で火を止め、すぐに皿に盛りつけます。盛りつけたあとも火が通り続けますので、フライパン上ではあまり火を通さない方が良いでしょう。もちろん生ではいけませんけれど。
ポイント2
ネギはたっぷり入っていた方が美味。しゃきしゃきとした歯触りがたまりません。塩・胡椒は控え目なので、食べるときに、お好みの量の醤油をたらしてください。玉子掛けご飯が好きな方はたくさんいらっしゃいますが、中には生卵嫌いな方もいるかと思います。そういう方でも、これなら食べられるのでは? ぜひ試してみてくださいね。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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