料理と器・杉江保枝
このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/660
ふきのとうと言えば、蕗味噌や天ぷらが一般的です。苦味や香りをそのまま味わうので、とても美味しい反面、独特の癖が苦手、という方もいらっしゃるようです。個人的には、あの癖のある味が好きなので、あまり手を加えて調理することは少ないのですが、今回は、ちょっぴりひねりを入れて、上品な煮物に仕上げてみました。刻んだふきのとうは一度湯がいてアクを抜き、ダシとしょうゆ、みりんで煮上げます。苦味などはそのまま残りますが、アクが抜けた分、非常に食べやすくなっています。ふきのとう好きには少し物足りないかもしれませんが、まあ、料亭風とでも思って味わってみてください。酒のつまみにも重宝しますが、特にお茶漬けのお供におすすめです。
用意するもの(概略)
ふきのとう 6〜7個
下茹で用の熱湯に塩少々
だし汁 100cc
みりん 大さじ1/2
醤油 大さじ1/2
仕上げの醤油 大さじ1/4
作り方
ポイント1
ふきのとうはなるべく新鮮な物を使用しましょう。古くなればなるほどアクが強くなります。今回は一度湯通ししてアクを抜きましたが、物足りなく感じる方はそのまま煮てもかまいません。調味料はダシと醤油とみりん。醤油とみりんは、最初、1:1で味付けしますが、汁を半量ほどに煮詰めたところで味見して、醤油を加減します。ふきのとうから水分が出ていますので、思ったほどしょっぱくないと思いますが、これで十分と感じたらそのまま煮上げます。ちょっと足りないと感じたら、醤油を足します。このあとさらに煮詰めますので、煮上がりを想像しながら、調味料を加えてください。
ポイント2
ふきのとうは、新鮮な物はそうでもありませんが、芯の部分が固い場合があります。ちょっと面倒でも、この部分は取り除いた方が舌触りが良くなります。ただし、あまり時間をかけて切っていると、どんどん黒ずんできます。包丁を使う時間は短めに、ササッと済ませるようにしましょう。
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/660
レシピを検索 |
食材や調理方法、料理名などを入力すると、 |
最近のレシピから
コメントする