料理と器・杉江保枝
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ときどきこってりとした肉料理が食べたくなるときがあります。カロリーは控え目に、と努めていますが、動物性タンパク質や脂質も、血や肉を作る大切な栄養源。たまにはきっちり摂らなければなりません。最近、よく食べるのがこちらの料理。ポークソテー自体は、塩と胡椒であっさり味付けただけのシンプルなものですが、そこにバターソースをプラスして、ご馳走風のひと皿に。ソースには柚子の絞り汁を入れて酸味を加えてあるので、バターソースとは言え、案外さっぱりした味わいです。このソースを肉にからめて食べると、豚のうま味がじわーっと口中に広がって、何とも言えず美味。元気と幸せがもらえる料理です。なお、柚子の絞り汁はレモンなどで代用してもかまいません。
用意するもの(概略)
豚ロース肉(とんかつ用) 1枚(約100g)
塩・胡椒 少々
サラダオイルまたはオリーブ油 少々
無塩バター 10g
柚子の絞り汁 大さじ1/2
付け合わせ用にブロッコリー適宜
作り方
ポイント1
豚肉はとんかつ用のロース肉を使用しました。厚みがあるので、片面を焼いたあと、フタをして蒸し焼きにします。塩・胡椒はつけすぎるとしょっぱくなりますが、基本的に、ソースの味付けも豚から滲み出た塩・胡椒で済ませますので、あまり味が薄いと美味しくありません。適度な味付けを心がけてください。味付けする前に、筋に包丁目を入れましょう。包丁目が入っていないと、くるっと丸まって焼きづらくなります。レシピにもあるとおり、脂と赤身の境目に、縦に浅く包丁を入れます。包丁目は両面に入れてください。深くなると切れてしまうので注意して。
ポイント2
豚を焼いたあとの汁も含めてソースにします。蒸し焼きにしてあるので、豚からうま味が溶け出しています。この汁を捨ててしまうと、豚独特の甘味が消えて味がぼやけるので要注意。肉を焼き終わったフライパンをそのまま火にかけておき(弱火にしてね)、バターを加えます。バターが溶けきってしまうと焦げて脂臭くなるので、半分ほど溶けたところで柚子の絞り汁を入れて仕上げます。ややねっとりした仕上がりになります。塩・胡椒は改めて加えません。豚から滲み出た塩味だけで仕上げます。ただし、味を見て物足りないようなら塩・胡椒を加えてもいいでしょう。味見するときは、バターが熱くなっていることがあるので、火傷に注意してください。また、柚子の絞り汁はレモンの絞り汁などで代用してもかまいません。
ポイント3
豚肉はそのまま盛りつけてもかまいませんが、切り分けておくと食べやすくなります。切り分けないと、どうしても一人一切れという感覚になりますが、切り分けてあれば、ちょっとカロリーオーバーかなと思う場合など、一切れを二人でシェアすることができるので、重宝です。つけ合わせはブロッコリーを使用しましたが、もちろん、季節のお野菜や温野菜など、お好みでかまいません。
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