料理と器・杉江保枝

気温が上がってくるときゅうりが食べたくなります。体温を下げる作用もあるきゅうりは、夏野菜の王様といってもいいかもしれません。今回はそのきゅうりに鶏のささみを併せてごまマヨネーズ和えにしました。マヨネーズだけでも良さそうな気はしますが、そこにすりごまをたっぷり加えることで、こってり感と香りが加味され、何とも言えない味わいになります。ビールのお供に、またご飯のおかずに大活躍。日本酒にも合います。これからのシーズン、定番料理の一つとしておくと重宝です。
用意するもの(概略)
鶏ささみ 2本
塩(ささみの下味) 小さじ1/2
日本酒 40cc
きゅうり 1本
塩(きゅうりの板ずりに使用) 少々
やや濃いめの塩水適宜
マヨネーズ(自家製) 大さじ2
白ごま 大さじ2
しょう油 小さじ1
作り方
- 鶏のささみは筋を取り、塩小さじ1/2を全体にまぶして耐熱容器に入れ、酒40ccを加え、フタまたはラップをして電子レンジ(700W)で2分40秒くらい加熱。そのままフタまたはラップは取らずに冷めるまで放置する。
- きゅうりは軽く塩をしてまな板で板ずりし、ヘタを取り、縦二分の一に切ったあと、斜め薄切りにし、軽く塩もみをしたあと、やや濃いめの塩水にさらしておく。
- すり鉢で白ごま大さじ2をする。しっとりと油が出てくるまでしっかりとする。面倒な場合は練りごまを使用しても可。
- 3のごまにマヨネーズ大さじ2を加え、よく混ぜ合わせ、さらにしょう油小さじ1を加えて味を調える。
- 1で冷ましたささみを繊維に沿って細かく裂く。
- 裂いたささみを4のごまマヨネーズに加えてよく混ぜる。
- 2で塩水にさらしておいたきゅうりを水から上げて、水分を良く絞る。
- 6に7のきゅうりを加えて全体を和えつければ出来上がり。
ポイント1
ささみは筋を取って酒蒸しにします。塩を全体にまぶして酒に浸して電子レンジで加熱します。加熱する時間は、やや加熱不足かな、と思う程度にとどめ、そのまま(フタやラップを取らずに)自然放置して冷まします。冷ましている間にちゃんと火が通るので大丈夫。柔らかく、しっとりした酒蒸しが出来上がります。冷めたら繊維に沿って細かく裂いて使用します。
ポイント2
きゅうりは板ずりしたあと薄切りにして塩水にさらします。ただ塩もみしただけよりきれいに仕上がります。塩水から上げたらぎゅっと絞って余分な水分を落とします。水分が残っていると、べちょべちょした仕上がりになってしまいますので、ここは特に力を込めて。
ポイント3
マヨネーズは自家製を使っているので、味は薄めです。しょう油をアクセントに加えてありますが、マヨネーズの味が濃い場合は、このしょう油の量が多すぎるとしょっぱくなってしまうので要注意。市販のマヨネーズを使う場合は、うまく調整してください。また、ごまをするのが面倒な方は練りごまを使用してもかまいません。レシピの分量は白ごま大さじ2ですが、すった状態ではありませんから、練りごまを使う場合はその半分以下でもいいと思います。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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