トップページ > 今週のおもてなし料理 > 白瓜の梅和え(file305)

白瓜の梅和え(file305)  

料理と器・杉江保枝

dish305.gif

 

暑さで食欲が減退しているとき、梅干の風味がちょっと加わるとうれしいものです。今回ご紹介するのは、白瓜を使った梅和え。白瓜は漬け物にするほか、酢の物などでも美味しく食べられる野菜です。酸味とは相性が良いと言えるでしょう。その白瓜を薄くスライスし、濃いめの塩水につけて浅漬けにし、細かく叩いた梅干と、刻んだ大葉で和えつけます。どなたでも簡単にできる料理ですので、腕に自信のない方にもおすすめです。白瓜が出回るのは夏だけ。この夏、ぜひ試してみてください。

 

用意するもの(概要)

白瓜 1/2本

塩 適宜

梅干 1個

大葉 7〜8枚

 

作り方

  1. 白瓜は縦半分に切ったあと、種をこそげ取り、薄くスライスし、軽く塩で揉んだあと、濃いめの塩水(味を見てしょっぱく感じる程度)に4〜5分つけておく。
  2. 大葉は千切りにして、水にさらしておく。
  3. 梅干は種を取り除き、包丁で細かく叩いておく。
  4. 1の白瓜を塩水から引き上げ、水気をよく絞って3の梅干しと和える。
  5. 2の大葉も水から引き上げ、キッチンペーパーに包んでよく水気を絞り、4と和えれば出来上がり。

 

ポイント1

白瓜はなるべく薄くスライスしましょう。包丁に自信がなければスライサーを使っても結構です。一度軽く塩で揉んでから、濃いめの塩水につけ込みます。水気を絞るときはしっかりと。水分が残っていると、出来上がりがべっちゃりしてしまいます。

 

ポイント2

大葉は水にさらさなくても結構ですが、そのまま使うと結構アクがあるもの。ちょっと水にさらしておくだけで、とても上品な味わいになります。千切りにしますが、長さは3センチ程度。長すぎると和えづらくなります。梅干は、市販のものの場合塩気が少ないものもあるので、量はご自分で加減してください。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/898

コメントする


このサイトについて

  • 料理作家・杉江保枝がプロデュース。「きちんと作って、きちんと食べる」をコンセプトに、美味しいお料理とこだわりの食生活をご案内します。
  • 杉江保枝