トップページ > 今週のおもてなし料理 > ゴーヤとサラミ、じゃがいもの細切り炒め(file311)

ゴーヤとサラミ、じゃがいもの細切り炒め(file311)

料理と器・杉江保枝

dish311.gif

 

大きなサラミソーセージをいただきました。そのまま食べても美味しいのですが、じゃがいもとピーマンの細切りと取り合わせたところ、想像以上の美味しさに。でも、これってピーマンよりゴーヤの方が合うかも?・・・というわけで早速作ってみました。さすが、スパムハムとの相性ばっちりのゴーヤです。クセのあるサラミと合わせても、もちろん美味。じゃがいもとゴーヤのしゃきしゃきした歯ごたえ。ゴーヤ独特の香り。そしてサラミのうま味が何ともはや、たまりません。クセになるうまさです。暑い日にはうれしいひと品。きんきんに冷えたビールと共にお楽しみください。

 

用意するもの(概略)

じゃがいも 2個

サラミソーセージ 3〜4センチ

ゴーヤ 1/2個

サラダオイル 適宜

塩・胡椒 適宜

 

作り方

  1. ゴーヤは縦半分に切って種を取り、薄切りにして軽く塩をまぶしておく。
  2. じゃがいもは千切りに、サラミソーセージも千切りにする。
  3. フライパンを火にかけ、温まってきたらサラダオイルを引き、まずじゃがいもを炒める。塩で軽く味付けし、火が通ったらサラミを入れてざっと炒め、最後にゴーヤを入れてさらに軽く炒めたあと、塩・胡椒で味を調えれば出来上がり。

 

ポイント1

ゴーヤは薄切りにして、サラダ感覚で食べられるよう最初に軽く塩をしておきます。炒めると言っても、ほんの短時間。あまり長く火を通さないようにして歯ごたえを楽しみます。サラミソーセージも、火を通しすぎないようにするのが美味しく作るコツ。じゃがいもだけは、きちんと火が通るように炒めますが、こちらも火を通しすぎるとべちゃべちゃして美味しくないので、強火でぱぱっと炒めることが大切です。鍋にじゃがいもを投じたら、すぐに塩少々をふりかけることで、火が通りやすく、なおかつ焦げにくくします。全体のしゃきしゃき感を大切に仕上げます。ぱぱっと仕上げるためには、細く切ることが大事。良く切れる包丁を使ってくださいね。

 

ポイント2

味付けは塩・胡椒のみ。サラミにうま味がぎっしり詰まっていますから、他に何も加える必要がないのです。炒め物というと、スープの素などをやたら入れたがる方がいますが、この料理の場合は、シンプルが何より。素材の持ち味をしっかり楽しんでください。

 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/978

コメントする


このサイトについて

  • 料理作家・杉江保枝がプロデュース。「きちんと作って、きちんと食べる」をコンセプトに、美味しいお料理とこだわりの食生活をご案内します。
  • 杉江保枝