料理と器・杉江保枝
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秋と言えばきのこ。この時期、店頭にもいろいろな種類のきのこが可愛らしく並んでいます。炒め物にしたり煮物にしたり、応用範囲の広いのも嬉しいところ。そんなきのこを、今回はサラダにアレンジしました。サラダと言っても、きのこは基本的に加熱しなければ食べられません。茹でる、あるいは蒸すと言った行程が必要になりますが、加熱しすぎると味も栄養も逃げてしまいます。そこで今回は、きのこの持ち味をぎゅっと閉じ込めるべく、オリーブオイルで炒めて使用。これなら妙に水っぽくなりませんし、一緒に炒めるガーリックの風味がまた格別です。炒めたあとは十分に冷まして、水菜とスライスオニオンと共にマヨネーズで和えます。きのこから水分が出にくいので、サラダ自体も水っぽくなりません。手軽にできますが、作ってみるとホテルのバイキングなどで味わう雰囲気で、高級感も十分。ぜひぜひ試してみてください。
用意するもの(概略)
しめじ 100g
エリンギ 80g
椎茸 3枚
水菜 80g
タマネギ 1/2個
ニンニク 1片
塩・胡椒 適宜
オリーブオイル 適宜
マヨネーズ 大さじ2
作り方
ポイント1
きのこを炒めて使用するところがミソ。炒めることできのこが水っぽくならず、また美味しさも閉じ込められてとても香ばしくなります。ニンニクの香りもほどよいアクセントになります。炒めるときは塩を振ることを忘れないこと。オイルの量にも寄りますが、ただ炒めているだけでは焦がしてしまう確率が高くなります。塩を軽く振ることできのこが持っている水分がにじみ出し、焦げを防ぎます。最初に入れたオイルでは足りない場合があるので、適当なところで軽く(量には気を付けて)回しかけるといいでしょう。炒めたらバットに広げて熱を取り、冷めてから野菜を和えます。
ポイント2
マヨネーズの量はお好みで。きのこを炒めるのにオイルを使っていますので、あまり大量にマヨネーズを入れるとしつこくなりますので要注意。最後に味を見て、足りないようなら塩・胡椒で調えます。マヨネーズのみでも十分美味しくできあがりますが、マヨネーズの量を加減して、塩・胡椒で味を調えることも大切です。なお、お好みでパルメザンチーズをかけも美味しいですよ。
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