料理と器・杉江保枝

お料理初心者にとって、味の完成度が高い調味料は強い味方。ケチャップなどその代表格ではないでしょうか。トマト風味の料理をきちんと作るときは、水煮缶を使って予めトマトソースを作ったり、ピューレを使ったりするのが一般的。でもそんなのは面倒、という方には、ケチャップがおすすめです。ケチャップにはうま味成分もちゃんと含まれており、スープにちょっと溶かすだけでも美味しく感じます。今回は、キャベツとロースハムをスープ煮にして、ケチャップで味付け。キャベツも味がしみ出しやすい野菜ですし、ロースハムはもちろんうま味たっぷりですから、まずいわけがありません。初心者でも簡単に作れて、満足感も十分。お料理の得意な方も、忙しいときにはこんな作り方が便利です。ぜひ試してみてください。召し上がるときは、粉チーズを振ったり、生クリームをかけたりすると、また違った味が楽しめます。
用意するもの(概略)
キャベツ 180g
ロースハム(固まり) 150g
水 200cc
顆粒のフォンドボー(コンソメでも可) 小さじ1
トマトケチャップ 大さじ2〜3
塩・胡椒 適宜
作り方
- キャベツは芯を取り除き、適当な大きさにざく切りにする。
- ロースハムは1センチ角程度の賽の目に切る。
- 1のキャベツと2のハムを鍋に入れ、水200ccと顆粒のフォンドボーまたはコンソメ小さじ1を加えて火にかける。
- 鍋が沸騰してきたら全体をよくかき混ぜ、トマトケチャップ大さじ2を加え、さらにかき混ぜる。
- 再度沸騰してきたら味を見て、足りないようならケチャップ(大さじ0.5〜1程度)を足し、塩・胡椒で味を調えて出来上がり。
ポイント1
ロースハムは固まりを使用していますが、スライスでもかまいません。キャベツと同じくらいの大きさに切り分けて使用します。スライスの場合は、もうちょっと分量を少なくしてもいいでしょう。ベーコンを使っても美味しくできあがります。
ポイント2
ケチャップは商品によって味の違いがあります。今回のレシピで使用しているのは、ケンショーのトマトケチャップ。塩味は濃くありませんが、トマトの風味は濃厚です。このケチャップの場合は、多少多めに入れてもくどくなりませんが、市販のものの中には、味の濃いものもありますので、分量は商品によって調整してください。目安は大さじ2程度。この分量を先に入れて味見をし、足りないようなら、少しずつ足していきます。最後に塩・胡椒で味を調えますが、ケチャップだけで十分なら塩は足さず、胡椒のみを振りかけて仕上げてください。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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