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カリフラワーのチーズクリームソースパスタ柚子こしょう風味(file323)

料理と器・杉江保枝

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チーズをソースにつかったパスタと言えば、圧倒的にゴルゴンゾーラソースが有名ですね。クセになる味で、カロリーの高さを気にしつつも、ついつい頼んでしまうメニューの一つです。今回ご紹介するのは、そのゴルゴンゾーラチーズではなく、どこにでもある普通のクリームチーズを使ったソース。ただし、それだけだとちょっぴり風味に欠けるので、柚子こしょうをプラスしてみました。意外な組み合わせと思われるかもしれませんが、これがまたクセになる美味しさ。こってりしたチーズに、さっぱりさわやかな柚子こしょうがとても合うのです。具にはカリフラワーを使用。かぶでも美味しくできあがります。また、柚子こしょうが苦手な方は、わさびを使うとまた一風変わった味になりますよ。ぜひ試してみてください。なお、同じように柚子こしょうを使ったパスタを以前にも紹介しています(http://www.3lives.net/dishfile/file163.html)。こちらは塩味のさっぱり系。これも良かったら作ってみてくださいね。

 

用意するもの(2人前概略)

パスタ 2人前

カリフラワー 130〜150g程度

牛乳 200cc

クリームチーズ 60~80g

柚子こしょう 小さじ1

塩 少々

 

作り方

  1. カリフラワーは小房に分けて、予め茹でておく。
  2. 鍋に牛乳200ccを入れて弱火にかける。少し温まってきたところでクリームチーズ60〜80gを加え、加熱しながら良く混ぜ合わせる。最初はヘラなどを使って細かく切り刻むようにして牛乳に馴染ませ、全体に溶けてきたら泡立て器を使うと良く混ざる。
  3. パスタを茹で始める。
  4. パスタを茹でながら、2のソースを滑らかになるまで弱火で加熱し続ける。
  5. パスタのゆであがり時間を見ながら、ソースの仕上げに塩少々を加え、さらに柚子こしょう小さじ1を加える。
  6. 茹で上がったパスタを5の鍋の中に入れて全体をからめ、仕上げに茹でておいたカリフラワーを入れて混ぜ合わせれば出来上がり。

 

ポイント1

牛乳にクリームチーズを溶かしてとろみのあるソースに仕上げます。クリームチーズは温度が高くなると自然に溶けますが、あまり急速に加熱してしまうと、分離してうまく行かないことがあります。ソースはあくまでも弱火で扱うのがポイント。ゆっくりと滑らかになるまで混ぜ合わせます。なかなかとろみがつきませんが、鍋の中に入っているときはさらさらでも、皿に盛りつけて若干温度が下がると固まってきますので、あまり神経質にならない方がいいでしょう。

 

ポイント2

塩の分量は柚子こしょうの味に左右されます。柚子こしょうの分量は、辛みに左右されます。ご自分がお使いになる柚子こしょうの味をよく確かめてから加えるようにします。ただし、塩より柚子こしょうの方をあとに加えるので(柚子こしょうの香りを逃さないために、出来るだけ最後の方に加えます)、見極めがやや難儀。市販の柚子こしょうはとてもしょっぱいことがあるので、まず塩は控え目に。しかし、柚子こしょうの味に頼ってしまうと、市販の商品の場合は非常に辛くなってしまうことも。お好みで上手に調節してくださいね。ちなみに、毎度同じことを書いておりますが、このレシピでは自家製の柚子こしょうを使用しています。

 

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