トップページ > 今週のおもてなし料理 > 春菊のクルミ和え(file326)

春菊のクルミ和え(file326)

料理と器・杉江保枝

dish326.gif

 

鍋物には欠かせない春菊ですが、おひたしにしてもなかなかの美味。もちろん、和え物にもとても適しています。今回はクルミ和えをご紹介。ごま和えもとても美味しいのですが、香りの強い春菊なので、ごまよりもっと濃厚なクルミを使ってみました。このちょっとミルキーな濃厚さが、ややアクの強い春菊にとても良く合います。クルミは刻んでからすり鉢で擦りますが、思った以上に柔らかいので、すぐにクリーム状になります。寒い冬には、こんな風にやや濃厚な風味の料理が美味しく感じられるもの。一度お試しになってみてください。

 

用意するもの(概略)

春菊 100g

クルミ 20g

だし汁(一番) 大さじ1

みりん 大さじ1

味噌 大さじ1

 

作り方

  1. 春菊は葉の部分のみを使用し、熱湯でさっと茹でたあと、冷水に取ってアクを抜く。
  2. クルミは包丁で細かく刻んだあと、すり鉢で擦る。最初は押しつぶすようにして全体を細かく砕き、だんだんすり混ぜてクリーム状にする。
  3. 2にだし汁大さじ1とみりん大さじ1を加えてさらにすり混ぜ、全体が混ざったら味噌大さじ1を加えて良くすり混ぜる。
  4. 1でアク抜きをしていた春菊を水から上げて、水分を良く絞り、1〜2センチに刻んで3と良く和え混ぜれば出来上がり。

 

ポイント1

春菊は葉の部分のみを使用します。茹でて使うので、茎の部分を使ってもいいのですが、やはり葉の部分だけを使った方が美味しく感じます。茎は細かく刻んで味噌汁に入れたり、佃煮にすると無駄になりません。

 

ポイント2

クルミは塩味のついていない剥きぐるみを使用してください。包丁で刻んでからすり鉢で擦ります。柔らかいのでそれほど力はいりません。調味料はだし汁にみりん、味噌を使用。みりんの代わりに砂糖を使っても構いません。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/1133

コメントする


このサイトについて

  • 料理作家・杉江保枝がプロデュース。「きちんと作って、きちんと食べる」をコンセプトに、美味しいお料理とこだわりの食生活をご案内します。
  • 杉江保枝