料理と器・杉江保枝

胃が疲れているときや、体が冷えているとき、風邪でちょっぴり体調が悪いときなど、やさしい味のあったかい料理が食べたくなります。今回ご紹介するのがまさにそんなひと品。鶏ガラスープに崩し豆腐を入れて、卵と片栗粉で軽くとろみを付けてあります。仕上げにごま油をちょいと入れるのが味付けのポイント。ネギをたっぷり添えれば、芯から温まるうまさです。お好みで山椒を振りかけたり、ラー油をちょっぴりたらしても美味。レンゲですくいながら、少しずつ召し上がれ。受験生のお夜食にもおすすめです。
用意するもの(2〜4人前 概略)
豆腐 1丁
椎茸 3枚
水 500cc
顆粒鶏ガラスープ 大さじ1.5
塩・胡椒 少々
ごま油 小さじ1
ネギ 適宜
片栗粉 小さじ1.5(同量の水で溶く)
卵 2個
作り方
- 椎茸は石突きを取って薄切りにする。ネギは小口切りにしておく。
- 鍋に水500ccと1の椎茸を入れて火にかけ、沸騰してきたら、顆粒の鶏ガラスープ大さじ1.5を加える。
- スープが溶けたら味見をし、塩・胡椒で調える。
- 3のスープに豆腐1丁を、手で崩しながら入れる。
- 卵2個は良く溶いておく。
- 片栗粉小さじ1.5は同量の水で溶き、5の卵液に加えて、さらに良く混ぜ合わせておく。
- 4の豆腐が煮えてきたら、6の片栗粉入りの卵液を一気に加え、箸で全体をかき回す。そのまま1〜2分加熱し、スープが透明になったら出来上がり。火を止め、ごま油小さじ1を加えて全体を混ぜ合わせ、器に盛りつけ、ネギを振りかけ、卓に供する。
ポイント1
スープが煮立ったら豆腐を入れます。手で細かく崩しながら入れていきます。豆腐を入れると一旦鍋の中の温度が下がりますので、卵を加える際は、沸騰するまで待ちましょう。豆腐に火が通れば、鍋も沸騰してきます。ふつふつと言っている状態で、一気に片栗粉入りの卵液を入れ、すぐに箸でかき混ぜます。卵を入れた時点でも、鍋の中の温度は少し下がります。温度が下がるとスープが片栗粉の影響で濁ります。この濁りが取れて、透明になるまで加熱すればできあがりです。
ポイント2
顆粒スープは製品によって使用量が違ってきます。大さじ1.5は目安です。スープのみで味が十分なら、塩・胡椒を加える必要はありませんが、豆腐を入れるとやや味が薄まるので、そのあたりをしっかりイメージしながら味付けするようにしましょう。仕上げのごま油は欠かせません。軽くたらしただけで風味が違ってきます。お忘れなく。
ポイント3
ネギはたっぷりかけた方が美味。お好みでラー油で辛みを付けたり、山椒を振りかけたりして、味を楽しんでください。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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