料理と器・杉江保枝
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今や日本の食卓になくてはならない雰囲気を醸し出すまぐろ。もちろんお刺身として食べても美味しいのですが、洋風のアレンジが効くのもうれしいところです。今回は人気の中とろではなく、赤身を使ってタルタル風に。作り方はいたって簡単で、賽の目に切ったまぐろを、にんにく、わさび、オリーブオイル、柑橘酢等で和えるだけ。ほんのちょっぴり加えたしょう油が程よい隠し味になり、洋風だけど和風でもある上等のおつまみが出来上がりました。日本酒はもちろん、ワインにも合う一品。にんにくの香りがくせになります。ぜひお試しを。
用意するもの(概略)
まぐろ さくで100〜150g程度
にんにく 1片
おろしわさび 小さじ1/4
塩 適宜
しょう油 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1.5
ゆずまたはレモンの絞り汁 小さじ1.5
小ネギ 小口切りに刻んだ状態で大さじ1.5程度
かいわれ 1/2パック程度
大葉(盛り付け) 3〜4枚
作り方
ポイント1
まぐろは赤身がおすすめです。中とろの場合は脂分が多すぎて、オリーブオイルの風味を損なってしまいます。もちろん中とろでも美味しいのですが、赤身の方がさらに美味しく出来上がります。
ポイント2
賽の目に切ったまぐろには、まずにんにくとわさび、塩をなじませます。あとからしょう油も加えますが、この時の塩が味の決め手になります。塩の分量は、小さじ1/2スプーンの先の方に少し。ひとつまみよりもちょっと多めです。味を馴染めせたら数分おきます。すぐに次の調理に移っても良いのですが、ここで多少時間を置くことでさらに美味しくなります。オリーブオイル、しょう油、ゆずまたはレモンの絞り汁を加えたら、味を見てください。味が足りないようならここでまた塩を加えてもいいのですが、柑橘の絞り汁を足すと、案外薄味でも美味しく感じます。このあたりはお好みで調整してください。
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