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エリンギとアスパラガスのチーズクリームパスタ(file343)

料理と器・杉江保枝

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クリームチーズと生クリームを使ったパスタです。絡みが良いソースなので、見た目にはあまりクリームっぽくありませんが、チーズが入っているのでかなりコクのある味に仕上がっています。もっとクリーム感を出したいなら、単純に生クリームの量を増やしましょう。クリームチーズも、お好みでガンガン入れてしまって構いませんが、量が多いと溶けるのに時間がかかってしまいますし、その分とろみが強くなり、ソースがもったりしすぎて扱いにくくなります。生クリーム100ccにクリームチーズ大さじ1/2という分量の対比を目安に増減するといいでしょう。このソースに合わせたのはエリンギとアスパラガス。エリンギはしめじで代用しても構いませんし、アスパラガスはブロッコリーでも構いません。旬の野菜をたっぷり入れて、贅沢感を味わってください。

 

用意するもの(2〜3人分 概略)

パスタ 適宜

エリンギ 2〜3本

アスパラガス(サイズの細いもの) 1/2把ー約10本

ニンニク 1片

生クリーム 100cc

クリームチーズ 大さじ1/2

塩・胡椒 適宜

オリーブオイル 適宜

 

作り方

  1. 大きめの鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩を入れ、パスタ(今回は1.6ミリを使用)を茹でる。
  2. エリンギは薄切りにする。
  3. アスパラガスは根元の硬い部分を取り除いて、3〜4センチの長さに切る。サイズが太いものの場合は、斜めに切ると食べやすい。
  4. 3のアスパラガスを熱湯で茹でておく。
  5. ニンニクは薄切りにする。
  6. 鍋を火にかけ、温まってきたらオリーブオイル適宜を引き、ニンニクを炒める。
  7. ニンニクは焦がさず、香りが出たらすぐにエリンギを入れる。エリンギに塩少々を振って火が通るまで炒めたら、生クリームを加える。
  8. 生クリームがちょっとふつふつしてきたらクリームチーズを入れ、へらを使って手早く丁寧に溶かす。
  9. 味を見て、塩・胡椒で整える。
  10. 茹で上がったパスタを9のソースで和え、茹でておいたアスパラガスを加えて最後にざっと火を通せば出来上がり。

 

ポイント1

冒頭にも書いてありますが、クリームソースをたっぷり食べたいときは生クリームとチーズの分量を多くします。ただ、生クリームが多くなればなるほど失敗する確率も高くなります。分離してしまったり、うまくチーズが溶けなかったりすることがあるのです。火が強すぎると分離し、弱すぎるとチーズが溶けません。常に火加減をしながらうまくとろみをつけてください。

 

ポイント2

アスパラガスは生のまま炒めてもいいのですが、予め茹でておいたほうが色よく仕上がります。今回はサイズの細いものを使用。太い場合は斜めに切ると食べやすくなります。またアスパラガスはパスタをソースに絡めた後に加えたほうがいいでしょう。このほうがやはり色よく仕上がります。

 

ポイント3

パスタの茹で時間は製品によって違いがあります。パッケージを参照して決めてください。ソースは茹で上がる時間を目指して作ること。3分前くらいからニンニクを炒め始めるといいでしょう。

 

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