トップページ > 今週のおもてなし料理 > 梅としょうがのまぜご飯(file354)

梅としょうがのまぜご飯(file354)  

料理と器・杉江保枝

dish354.gif

 

暑い日が続くと食欲がなくなります。ちょっと濃いめ味付けで副菜を用意したり、香りのあるおかずを付け足したり、いろいろと工夫が必要になってきます。今回ご紹介するのは、おかずではなくご飯自体に一工夫。食欲をそそる梅干と、口の中をさっぱりさせるしょうがを刻んで混ぜご飯にしました。さらにゴマを加えて香ばしく、大葉を加えて彩りよく仕上げてあります。食が進むのが一番嬉しいところですが、加えて梅干を混ぜ込むことでご飯が傷むのを防ぎますので、お弁当にもおすすめです。温かいご飯に、食べる直前に混ぜ込みますが、多少冷たくなっても美味しく食べられます。冷えたまぜご飯はお茶漬けにしても美味。ぜひこの夏はこんなアレンジも楽しんでみてください。

 

用意するもの(概略)

ご飯 2膳分程度

梅干 2個

しょうが 適宜

大葉 3枚

白ごま 大さじ1

 

作り方

  1. 梅干は種を取り除いて細かく刻んでおく。
  2. 大葉は千切りにして水にさらしてアクを抜いておく。
  3. しょうがは1センチほどの長さの千切りにする。
  4. 温かいご飯に、1の梅干と3のしょうが、白ごま大さじ1をよく混ぜあわせる。
  5. 大葉は食べる直前に混ぜる。水からあげたらキッチンペーパーなどを使って軽く絞って水分を取り除き、全体にまぶすように混ぜる。
  6. 器に盛り付ければ出来上がり。

 

ポイント1

 ご飯は2膳分弱を使用しました。梅干は一人1個と考えればいいでしょう。しょうがは薄切り3〜4枚を、1センチ程度の長さの千切りにして加えてあります。みじん切りでも構いません。白ごまと一緒に温かいご飯に混ぜ込んで、味を良くなじませましょう。

 

ポイント2

 

大葉は最後に混ぜ込みます。千切りにした後、水にさらしてアクを抜くと上品な味わいになります。面倒くさいという方や、香りが強いほうが好き、という方は、そのまま使用しても構いません。

 

 

 

 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/1372

コメントする


このサイトについて

  • 料理作家・杉江保枝がプロデュース。「きちんと作って、きちんと食べる」をコンセプトに、美味しいお料理とこだわりの食生活をご案内します。
  • 杉江保枝