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牛肉と梨の韓国風甘酢和え(file360)

料理と器・杉江保枝

 

梨を食材に使うというと驚かれる方もいらっしゃるでしょう。一般に果物はそのまま食べるものか、お菓子に使うというイメージが強いようです。しかしりんごなどは普通にサラダにしますし、パイナップルを酢豚に入れることもあります。梨も使いようによってはとても美味しい食材になります。もともとフルーツ酸は肉との相性がばっちり。さらに辛味と合わせることで全体のバランスが良くなりますから、今回の料理は理にかなった味付けとも言えます。甘酸っぱい梨の風味と、さっと湯がいてヤンニンジャンの辛味を添えた牛肉とのハーモニーは意外なほどの美味しさ。癖になる味付けです。先入観にとらわれずに、ちょっと試してみてください。今流行の微炭酸のマッコリにもよく合いますよ。

 

用意するもの(概略)

梨(幸水) 1個

牛肉 肩ロース薄切り 160g

牛肉下味用の塩 少々

黒酢 大さじ1

塩 小さじ1/2

砂糖 小さじ1/2

ヤンニンジャン 小さじ1

 

作り方

  1. 牛肉は一口大程度の大きさに切り分け、塩少々をまぶして軽く揉み込んでおく。
  2. 鍋に水を入れて沸騰させ、1の牛肉を入れてさっと茹でる。ひと茹でしたらすぐに穴杓子などで取り上げ、キッチンペーパーを敷いたバットなどに広げて余分な水分を取りながら、粗熱を取る。
  3. ボウルに黒酢大さじ1、塩小さじ1/2、砂糖小さじ1/2、ヤンニンジャン小さじ1を入れて良くかき混ぜる。
  4. 3の合わせ調味料に、粗熱がとれた牛肉入れて全体をなじませる。冷たく仕上げたいときは、この状態で冷蔵庫に入れて30分ほど冷やすと良い。
  5. 梨は皮を剥いて芯を取り、細切りにする。
  6. 4の牛肉に5の梨を加え、全体を良く混ぜ合わせれば出来上がり。

 

ポイント1

調味料は黒酢と塩、砂糖、ヤンニンジャンです。砂糖は上白糖ではなく、三温糖などを使用したほうが味が柔らかく仕上がります。ヤンニンジャンは韓国の唐辛子調味料で、瓶入りのものが市販されています。キムチの味付けなどに使われるもので、今回の合わせ調味料も、舐めてみるとキムチの汁のような味わいがします。

 

ポイント2

梨は長さを揃えるのがちょっと大変なのですが、あまり気にせず適当に細切りにしてみてください。細かくなりすぎると食べづらくなるので、要注意。牛肉の大きさとの兼ね合いをよく考えて切りましょう。

 

ポイント3

基本的には冷たい料理ですが、牛肉は冷やす前に味付けを済ませます。その方が味が染みやすいからです。急いでいるなら、生温かい状態で梨と合わせても一向に差し支えありませんが、冷たさにこだわる場合は、味付けした肉を一度冷やしてから、梨と合わせてください。

 

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これまでのコメント[2]

こちらこそありがとうございます。
もちろん、リンク貼ってくださいませ。
また、機会がありましたらぜひご一緒に。
熊本で落語会、というのもいいかも・・・?

先日は いきなり初対面の私に おいしい手料理の数々・・・・ありがとうございました。

最高の思い出になりました!!!

さっそく記事にさせていただきました・・・

リンク貼ってもよろしいでしょうか??

熊本の美容師より

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