料理と器・杉江保枝
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あったかいスープが恋しい季節になりました。チャウダーは具だくさんのスープのこと。貝が入ったクラムチャウダーが有名ですが、 野菜のチャウダーもなかなかのもの。今回は今回はかぶとしめじを使ってみました。美味しいチャウダーを作るコツは、まずバター。ダイエット中の方は出来れば避けたい食材ですが、このスープの場合はちょっと譲れません。サラダオイルやオリーブオイルを使ってももちろん作れることは作れるのですが、バターとはコクと美味しさが違います。ですから皆さんもぜひバターを使って調理してください。中級者向けになっていますが、お料理のあまり得意でない方でもとっつきやすいレシピだと思います。ハードルが高いのは玉葱のみじん切りと、素材を焦がさぬように炒める点。でもそんなに難しくはありませんので、ぜひ挑戦してみてください。これだけでも一食になりそうな雰囲気ですが、おいしいパンと食べるとより一層美味しくなります。
用意するもの(2〜4人分 概略)
かぶ(葉も含む) 1個
しめじ 100g
たまねぎ 1/2個
ベーコン 50g
バター20g
水 500cc
コンソメキューブ 2個
生クリーム 100cc
塩・胡椒 適宜
作り方
ポイント1
何と言ってもバターが決め手です。バターで炒めることでとても美味しいスープになります。サラダオイルでもオリーブオイルでも、マーガリンでもなく、とにかくバターがおすすめ。たまねぎとベーコンを、焦がさないようにじっくり炒めることで、コクのあるスープに仕上がります。
ポイント2
生クリームは最後に加えます。火が強すぎると分離することがあるので、必ず火を弱めてから加えてください。自信のない方は一度火を止めてしまっても構いません。生クリームを加えたあと、味見をして塩・胡椒で味を調え、再度加熱します。株の葉はその後加えてください。沸騰させると生クリームが分離することがあるので、沸騰する前に火から下ろしましょう。
ポイント3
今回はかぶとしめじを使用しましたが、キャベツや白菜など、お好きな野菜で作るといいでしょう。細かい賽の目に切ったじゃがいももおすすめ。また、同じように細かい賽の目に切ったさつまいもを入れると、甘みがあってなかなか美味。いも類を入れると、これだけで一食分がまかなえるボリュームになります。
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