料理と器・杉江保枝
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本格的な秋の到来と共に、二種類のミートローフを作ってみました。ベースになっているのは,豚赤身のひき肉、玉ねぎ、ニンニクです。まず一種類目には、さつまいもとくるみ、さらにレーズンを入れました。さつまいもの甘味とレーズンの酸味、そして香ばしいクルミが、豚肉の旨味とあいまって得も言われぬハーモニーを奏でています。もう一種類には、栗とくるみを入れました。こちらはかなり上品な味わい。栗のほうがさつまいもよりやや自己主張が強く感じられますが、豚肉とはバランスが良く、またくるみの香ばしさも際立ちます。どちらも甲乙つけがたく、美味しかったので、今回は二種類共にレシピを公開します。ミートローフは出来上がり綺麗で豪華。でも、ハンバーグを型にはめて焼いただけ、と思えばそれほど難しくもありません。お料理の腕に自信のない方も、ぜひ挑戦していただきたい料理です。
用意するもの(概略)
共通する食材(パウンド型2台分)
豚赤身ひき肉 1キロ
玉ねぎ 1個
ニンニク 2片
卵 2個
パン粉 大さじ3
ナツメグ 小さじ1
塩 小さじ3
シナモン 少々
胡椒 少々
さつまいもとくるみのミートローフ
さつまいも 100g
くるみ 50g
干しぶどう 30g
赤ワイン 大さじ1.5
栗とくるみのミートローフ
栗 13〜15個
くるみ 50g
ソース
ミートローフの汁 適宜
赤ワイン 40cc
トマトケチャップ 大さじ4
ウスターソース 適宜
塩・胡椒 適宜
作り方
ポイント1
今回は2台分を一気に作ったので、ベースになる分量がちょっと多くなっています。片方ずつ作る場合は、もちろんその半分の分量で大丈夫。なお、このベースになる材料だけを使って作っても、普通に美味しいミートローフになります。さつまいもや栗といった季節の食材ではなく、もっと一般的に、人参やピーマンなどを混ぜ込むと通年のごちそうになります。
ポイント2
今回は豚赤身のひき肉を使用。店にもよりますが、豚の挽肉は脂身の多いものと、赤身が中心のもの、その中間のものなど、数種類で売られています。脂身の多いものは、餃子などに向きますが、ミートローフのような料理にはやや不向き。どちらかと言えば赤身の多いひき肉を使った方が美味しく仕上がります。合いびき肉でも構いませんが、豚だけのほうがさつまいもや栗と相性が良いようです。
ポイント3
さつまいものミートローフにのみ、干しぶどうを使用しました。さつまいもと干しぶどうは相性ばっちり。甘みと酸味が何とも言えず良い味わいです。干しぶどうは赤ワインでふやかしてから、粗みじんに刻んで使用します。量が多いと豚の味を損なうので、分量を控えた分、全体に行き渡るように細かく刻みました。
ポイント4
ミートローフは、作りたてよりも、少し寝かせた後のほうが美味。できれば一晩冷蔵庫で寝かせるといいでしょう。さつまいもや栗、レーズンの味が全体に行き渡り、なんとも言えない美味しさになります。冷蔵庫で冷たくなったミートローフは、オーブントースターで温めます。アルミホイルに包んで10分〜15分ほど加熱してください。パウンド型1台にしてもかなりの分量ですが、冷蔵庫に保存しておくと、お弁当のおかずにも大活躍しますよ。
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