料理と器・杉江保枝
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ハロゥインが近づいて来ました。そしてハロウィンといえばかぼちゃ。今回は茹でてマッシュしたかぼちゃを練り込んだ生地でケーキを焼いてみました。かぼちゃ自体に甘味があるので、味は全体に控えめに。砂糖の代わりにはちみつを使い、さらにレーズンをプラスすることであまり甘ったるくない大人の味を実現しています。今回は使用していませんが、ブランデーなどを加味するとより大人っぽくなります。作り方の基本はパウンドケーキなどとほぼ同じ。それほど難しい手順があるわけではありませんので、お休みの日などにぜひ作ってみてください。お好みでホイップクリームを添えれば、ちょっと豪華なデザートになります。
用意するもの(パウンド型1台 概略)
かぼちゃ 360g(今回は坊ちゃんかぼちゃ1個を使用)
バター 100g
はちみつ 大さじ2
卵 2個
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ1
干しぶどう 80g
サラダオイル 少々
作り方
ポイント1
今回は坊ちゃんかぼちゃを1個使いました。甘みが強いのが特徴なので、その分甘味料を少なくしています。普通のかぼちゃなら、1/2個程度でしょうか。茹でてマッシュするときに味を見て、甘味が少ないようなら甘味料の量を多くします。今回ははちみつを使用。砂糖で代用しても構いません。
ポイント2
クリーム状に練ったバターに粉を合わせるのは、普通のパウンドケーキなどと同じ作り方です。バターは通常、室温で柔らかくしますが、なかなか面倒なので、電子レンジの力を借りました。500wなら20〜30秒の加熱で良いでしょう。それ以上だとバターが溶けてしまうので要注意。練ったバターに、はちみつ、卵の順で加えていきますが、バターが分離しやすいので、泡だて器を使って均質になるように混ぜあわせてください。パウンドケーキの分量にマッシュかぼちゃを加えてあるので、仕上がりは少ししっとりした感じになります。
ポイント3
かぼちゃはフードプロセッサなどですりつぶしてもかまいませんが、多少原形をとどめている方が面白いと感じたので、敢えてマッシュしてみました。あまり神経質になる必要はありませんが、やや細かめにマッシュするのがポイントです。
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