料理と器・杉江保枝

果物というとどうしてもデザートというイメージが強くなりますが、その中でもりんごはおかずになる食材の代表格ではないでしょうか。肉と一緒に煮込んだり、サラダにしたり、用途はいろいろとあありますが、今回は牛肉と合わせてバターで炒め、チーズ焼きにしてみました。甘酸っぱいりんごはバターと炒めるとコクが出て、牛肉との相性もばっちり。その上香ばしいチーズが載って、これはちょっとたまらない美味しさです。味付けは牛肉に軽く塩・胡椒するだけ。あとは素材の組み合わせだけで食べさせる料理です。ほんとにおいしいの? と言われそうですが、自信を持って「おいしい」と言わせて頂きます。ぜひ試してみてくださいね。
用意するもの(概略)
りんご(サンふじ) 1/2個
牛肉(ステーキ用もも肉) 80g
レーズン 20g
バター 10g
白ワイン 10cc
ピザ用チーズ 50g
塩・胡椒 少々
作り方
- りんご1/2個は芯を取って皮を剥き、2ミリ程度の暑さのいちょう切りにしたあと、塩水にさっとくぐらせてザルにとって水を切っておく。
- ステーキ用牛もも肉80gは、5ミリ程度の厚さで食べやす大きさに切り分け、軽く塩・胡椒で下味をつけておく。
- フライパンを火にかけ、温まってきたらバター10gを入れ、半分ほど溶けてきたらまず強火でりんごを炒める。りんごが透き通ってきたら、牛肉を炒め、表面の色が変わったところで白ワイン10gを回し入れ、最後にレーズン20gを加えて全体をよく混ぜ合わせながら水分をほどよく飛ばす。
- 3をグラタン皿などに入れ、上からピザ用チーズ50gを載せて、オーブントースターで5〜7分ほど加熱すれば出来上がり。
ポイント1
まずりんごを先に炒めます。強火で炒めますが、放っておくとバターがこげたり、臭くなったりするので、手早く作業を進めます。りんごが全体に透き通ってきたらすぐに牛肉を炒め、牛肉の表面の色が変わったら白ワイン、続けてレーズンと、手を休めずに炒めます。最後に水分をほどよく飛ばすことが大切です。オーブントースターで焼いている間にも少し水分が出てきますが、この水分がサラっとしすぎているとあまりおいしくありません。ちょっととろっとするような水分を出すことが大切です。
ポイント2
チーズを載せたあとは、オーブントースターで5分から7分ほど加熱します。オーブントースターは機種によって温度差があるので、あまり加熱時間にこだわらず、表面のチーズに焦げ目がついて、周辺がふつふつ言っている状態が出来上がりと考えてください。チーズを載せる前に、表面に食材が均等に並ぶよう調整を。レーズンや肉がちょっと見えると、見た目に美味しく感じられます。
※調味料の分量は、お使いの製品によって塩分や甘みに相当違いがありますので、ご家庭でお使いのものに合わせて調節してください。表示してある分量はあくまでも目安です。
なお、通常このレシピで使用している調味料は次の通りです。
- [醤油(file291まで)] 和歌山県 湯浅 角長 手づくり醤油
- [醤油(file292以降)] 埼玉県 坂戸市 弓削多醤油 木桶仕込しょうゆ
- [みりん] 愛知県 九重味醂株式会社 本みりん九重櫻
- [塩] オーストラリア産オーガニック岩塩 500年前の塩
- [トマトケチャップ] 高知県 株式会社ケンショー(ソース工房)のトマトケチャップ
- [ごま油] 東京都 中落合 小野田製油所 玉締めごま油一番しぼり
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