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葉たまねぎのぬた(file384)

料理と器・杉江保枝

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春先にしか食べられない野菜って結構ありますよね。葉たまねぎもそのひとつ。柔らかい葉っぱごと食べられる春の新玉ねぎ。せっかくなのでまるごとぬたにしてみました。生のままで食べるより、ちょっと火を通すことで甘味が倍増。玉ねぎの香りが立って、とても美味しい一品に。酢味噌には当然お酢が入っていますので、玉ねぎ効果ともあいまって、血液サラサラメニューと言えそう。お酒のおまみとしても結構いけます。この春の定番になりそうです。

 

用意するもの(概略)

葉たまねぎ 1〜2本

味噌 大さじ1.5

だし汁 大さじ1

黒酢 大さじ1

みりん 大さじ1

 

作り方

  1. 葉たまねぎは表面の皮を剥いて根の部分を落とし、葉とかぶを分けてから、かぶのほうは1/4に切り分ける。
  2. 1を熱湯で茹でる。まずかぶのほうを入れ、透き通ってきたら葉を入れ、葉が柔らかくなったらザルに取り、軽く水を通したあと、水分を切り、葉の方は適当な長さに切り分け軽く絞っておく。
  3. 酢味噌をつくる。味噌大さじ1.5とみりん、黒酢、だし汁各大さじ1を混ぜあわせる。
  4. 器に2を盛りつけ、3の酢味噌をかければ出来上がり。

 

ポイント1

茹で上がりの目安は、全体が透き通って、触ったときに柔らかさが感じられる程度。ただ、生でも食べられるものですので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。玉ねぎが不得手な方は、やや柔らかく茹でたほうがいいでしょう。

 

ポイント2

葉たまねぎが手に入らないときは、サラダオニオンを使っても結構です。サラダオニオンも新玉ねぎの一種ですから、同じように調理できます。

 

ポイント3

酢味噌には黒酢を使用しています。黒酢は酸っぱさが立ちすぎず、旨味があります。普通のお酢を使う場合は分量を調節するか、一度煮切ってから使用しましょう。みりんも、一度煮切るとさらにおいしくなります。また、だし汁は無理に使わなくても大丈夫。からしを加えてからし酢味噌にしても美味しいです。

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