料理と器・杉江保枝
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今が旬のほたるいか。辛子酢味噌で食べるのが一般的ですが、何度も食べているとだんだん飽きが来るものです。そこで一工夫して洋風にアレンジ。スペインバルなどでアヒージョという名称で出されている料理のほたるいか版を作ってみました。アヒージョには一般的に、マッシュルームや海老、タコなどを使用します。これらの魚介やきのこをオリーブオイルで、揚げる、というよりグツグツと煮た一品。にんにくと鷹の爪を効かせてパンチのある味に仕上げてあります。ほたるいか自体も香ばしく美味しく仕上がるのですが、圧巻はほたるいかの旨味が染みだしたオイル。ここにパンを浸していただくのが何とも至福のひととき。もちろんワイン片手にお楽しみください。
用意するもの
ほたるいか(ボイルしてあるもの) 250g
オリーブオイル 120〜130cc
にんにく 1片
鷹の爪 少々
塩 小さじ1/2
胡椒 少々
作り方
ポイント1
ほたるいかの目は必ず取りましょう。取らないと食べたときに嫌な歯ざわりがすることがあります。目自体おいしいものではありません。
ポイント2
油の温度が高いとはねて危険です。にんにくはやや高温で加熱しますが、ほたるいかを投じる前に、油の温度を低くしてください。1つ2つ入れてみて、危険だなと思ったらさらに温度を下げる感じで調節を。もちろん低すぎても美味しく出来ませんが、ほたるいかにある程度火が通ったら、あとは徐々に温度を上げていくイメージで作りましょう。
ポイント3
塩小さじ1/2だと、塩気が足りないかもしれません。ただ、あまりしょっぱくすると今度は食べにくくなるので、調理した時点では少なめに。塩気が足りないようなら、食べながら振っても構いませんので、塩を一緒に食卓に出しておくといいでしょう。オイルはパンにつけていただきます。
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