トップページ > 今週のおもてなし料理 > かぶときのこの柚子風味マリネ(file394)

かぶときのこの柚子風味マリネ(file394)  

料理と器・杉江保枝

dish394.jpg

 

春になり、かぶが甘みを増してきました。お漬物からクリーム煮まで、多様な用途を誇るかぶですが、今回はきのこと合わせて即席マリネに。かぶは生でも食べられますが、きのこと共にさっと湯がいてあります。別々に湯がくのではなく、ひとつの鍋に時間差で投入し、手間を省きました。お湯を切って粗熱を取ったら、まだ暖かいうちにマリネ液と和えます。漬け込むのではなく、そのまま食卓へ。柚子の絞り汁が爽やかさを演出し、かぶが春の香りを連れてきてくれます。もう一品ほしいなと思ったときに、パパっと作れる簡単メニュー。ぜひお試しください。

 

用意するもの(概略)

かぶ 1かぶ(葉付き)

エリンギ 1本

しめじ 60g

マリネ液

オリーブオイル 大さじ1/2

柚子の絞り汁 大さじ1/2

砂糖 小さじ1/4

塩 小さじ1/4

塩・胡椒 適宜

 

作り方

  1. かぶは根と葉を分ける。根はくし型(16等分程度の大きさ)に切る。葉は4センチ程度の長さに切り揃える。
  2. エリンギは4センチ程度の長さの薄切り。しめじは石突きを取って小分けにしておく。
  3. 鍋にお湯を沸かし、沸騰してきたら塩少々を加え、まずかぶの根を入れ、沸騰してきたら2のきのこを入れ、再度沸騰してきたら葉を入れてすぐに火を止め、ザルに取って余分な湯を切っておく。
  4. マリネ液は分量の調味料(オリーブオイル大さじ1/2、柚子の絞り汁大さじ1/2、塩、砂糖各小さじ1/4)をよく混ぜ合わせる。
  5. ボウルに茹でて湯を切った3のかぶときのことを入れ、4のマリネ液を回しかけて全体をなじませる。
  6. 最後に、塩・胡椒で味を整えれば出来上がり。

 

ポイント1

かぶときのこは一つの鍋でいっぺんに茹でてて時短を図っています。全てを一度に茹でるのではなく、時間差をつけて茹で過ぎや茹で不足にならないようにします。まず、かぶ。そしてきのこ、最後にかぶの葉を茹でます。

 

ポイント2

マリネ液に柚子の絞り汁を使っているので柚子風味としてありますが、なければレモン汁で代用しても構いません。ちなみに柚子の絞り汁は瓶詰めで売っています。柚子の絞り汁のほうが少し甘味があり、酸味が少なめ。レモン汁で代用する場合は、その点を考慮してうまく味付けしましょう。

 

ポイント3

マリネ液にも塩は使用していますが、砂糖と同じ分量なので、やや少なめ。このままでも美味しいのですが、やはり最後に塩・胡椒で味を調えるのが美味しく作るコツ。塩味をお好みで調節しながら、美味しく仕上げてください。

 

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/1898

コメントする


このサイトについて

  • 料理作家・杉江保枝がプロデュース。「きちんと作って、きちんと食べる」をコンセプトに、美味しいお料理とこだわりの食生活をご案内します。
  • 杉江保枝