料理と器・杉江保枝
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春になり、かぶが甘みを増してきました。お漬物からクリーム煮まで、多様な用途を誇るかぶですが、今回はきのこと合わせて即席マリネに。かぶは生でも食べられますが、きのこと共にさっと湯がいてあります。別々に湯がくのではなく、ひとつの鍋に時間差で投入し、手間を省きました。お湯を切って粗熱を取ったら、まだ暖かいうちにマリネ液と和えます。漬け込むのではなく、そのまま食卓へ。柚子の絞り汁が爽やかさを演出し、かぶが春の香りを連れてきてくれます。もう一品ほしいなと思ったときに、パパっと作れる簡単メニュー。ぜひお試しください。
用意するもの(概略)
かぶ 1かぶ(葉付き)
エリンギ 1本
しめじ 60g
マリネ液
オリーブオイル 大さじ1/2
柚子の絞り汁 大さじ1/2
砂糖 小さじ1/4
塩 小さじ1/4
塩・胡椒 適宜
作り方
ポイント1
かぶときのこは一つの鍋でいっぺんに茹でてて時短を図っています。全てを一度に茹でるのではなく、時間差をつけて茹で過ぎや茹で不足にならないようにします。まず、かぶ。そしてきのこ、最後にかぶの葉を茹でます。
ポイント2
マリネ液に柚子の絞り汁を使っているので柚子風味としてありますが、なければレモン汁で代用しても構いません。ちなみに柚子の絞り汁は瓶詰めで売っています。柚子の絞り汁のほうが少し甘味があり、酸味が少なめ。レモン汁で代用する場合は、その点を考慮してうまく味付けしましょう。
ポイント3
マリネ液にも塩は使用していますが、砂糖と同じ分量なので、やや少なめ。このままでも美味しいのですが、やはり最後に塩・胡椒で味を調えるのが美味しく作るコツ。塩味をお好みで調節しながら、美味しく仕上げてください。
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