料理と器・杉江保枝
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昨年の暮、京都のおみやげでお茶の葉の佃煮をいただきました。ほのかな苦味があり、佃煮なのにお茶の味がする珍しいものでした。そのときは自分で作ることはあまり考えていなかったのですが、年が明け、新茶のシーズンを迎えた頃から、自分でも作ってみたいという気持ちがむくむくと芽生え始めました。実際に作ってみると、意外と簡単。昨年いただいたものと比べると、やや苦味がきつい感じがしますが、紛れもなくお茶の佃煮です。味は、カテキンの効果なのか口の中がさっぱりして、とても爽やか。文字通りお茶漬けのお供には最適でしょう。実山椒の佃煮とあわせてみてもいいかもしれません。もちろんご飯のおかずやお酒のつまみとしても重宝しそう。ほんのちょっと食べるのがちょうどよい一品。分量もほんのちょっとですが、この程度が一番作りやすそうです。ぜひ試してみてください。
用意するもの
緑茶葉 大さじ1
だし 100cc
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
作り方
ポイント1
作り方の1番にも記しましたが、茶葉はそのまま使用します。苦味が気になる方や苦手な方は、茶こしに茶葉を入れて120ccくらいのお湯(80℃程度)を全体に通すと多少苦味が薄れます。葉に通した湯はもちろんお茶として飲めます。一煎目を入れてしまうわけですから、その分、茶の味は薄くなります。出来上がりを比べると、茶葉をそのまま使用したほうは、やや苦味が強いものの、茶の味が濃くて、味全体に広がりがあります。湯通しした茶葉を使ったものは、マイルドですが少し物足りない感じ。お好みですが、おすすめは茶葉をそのまま使ったほうでしょう。
ポイント2
茶葉は普段から使用している知覧茶(あまり高級ではないものです)を使いました。新茶ならもっとマイルドになるかもしれません。今後はいろいろな茶葉を試してみようと思っています。
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