料理と器・杉江保枝
このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/2017
青じそドレッシング、というより青じそ風味のタレといったほうが良いかもしれません。たくさん大葉をいただいたときに作ってみて、以来やみつきになっています。何しろ応用範囲が非常に広い。もちろんそのままドレッシングとして使用することもできますし、場合によってはごま油やオリーブオイルを混ぜても使えます。冷やし中華のスープに混ぜ合わせると、しそ風味の味付けに。冷奴にたらりとかけると薬味いらず。牛たたきやローストビーフのタレとしても使えます。豚ヒレのローストを焼いたときは、炒めたクズ肉と合わせてコクのあるソースを仕立てました。生クリームと合わせればオムレツのソースにも。お好みで使える万能のタレと言えます。火入して作るので3週間くらいは冷蔵庫で日持ちします。大葉が安い夏の間に、一度ぜひ試してみてください。
用意するもの(200cc分)
大葉 約30枚
しょうゆ 大さじ4
日本酒 100cc
みりん 40cc
黒酢(または米酢) 60cc
作り方
ポイント1
使う野菜は大葉のみ。しょうがの絞り汁やにんにくを入れても美味しいのですが、この応用範囲の広さはもはや調味料。そう考えるとあまりごちゃごちゃ入れるより、シンプルに作ったほうが良いと結論づけました。しょうがやにんにくの風味が欲しいときは、あとから入れても大丈夫。あくまでもベースとなるタレと考えて作りました。大葉は粗く刻んでミキサーに入れて醤油と一緒にジュース状にします。なお、今回はミルサーを使用しています。
ポイント2
日本酒とみりん、お酢は、一度煮切ってアルコール分を飛ばします。こうすることで味を安定させ、まろやかな出来栄えを実現させます。最後にしそと醤油のジュースを加えます。ここでも軽く火を通して出来上がり。火を通すので日持ちが良くなりますが、通しすぎると香りが飛んでしまうので、ほどほどに。
応用編1
こちらは豚ヒレのローストです。いつもはカラメルとスープを合わせた甘みのあるソースを使用することが多いのですが、一工夫して青じそソースを合わせることもあります。バターで炒めたクズ肉に水を入れて沸騰させたあと、青じそドレッシングを加えて作ります。さわやかな中にもコクのあるソースに仕上がります。
応用編2
こちらはスモークサーモンのオムレツです。かかっているのは青じそのクリームソース。フライパンにバターを溶かし、生クリームを加えて少し煮詰めたあと、最後に青じそドレッシングを加えます。塩・胡椒で味を整えると、こんなソースの出来上がり。スモークサーモンとも玉子とも相性がよく、ついつい食が進んでしまいます。こんな風にちょっとした隠し味風に使用することもできます。
応用編3
見ればお分かりの通り、アボカドです。アボカドにはただそのままかけてあります。もともと醤油味と相性の良い素材なので、もちろん美味しく出来上がりました。
トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://3lives.net/mytest/mt5/mt-tb.cgi/2017
レシピを検索 |
食材や調理方法、料理名などを入力すると、 |
最近のレシピから
コメントする